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低身長の基準と受診の目安読む時間 約6分

低身長の初診では何をする?受付から診察が終わるまでの流れと時間の目安

公開日:2026年10月5日 更新日:2026年10月5日

低身長の初診は、受付、身長・体重の測定、問診と診察、必要に応じた血液検査や手のエックス線検査、次の予約と会計、という順に進むことが多いです。初診は手続きや検査が重なるため、時間がかかりやすいと考えておきましょう。行う検査や所要時間は医療機関とお子さんの状態によって違うので、予約のときに確かめておくと安心です。

初診の日は、どんな順番で進む?

千葉県こども病院の外来の案内では、初めての受診は、診療申込書の記入、問診票の記入、受付、計測室での身長・体重・体温などの測定、診察を待つ、診察、必要に応じた処置や検査、次回の予約、会計という順に示されています。東京慈恵会医科大学附属病院の母子医療センターでも、受付のあとに診察、必要に応じて検査、会計と進む流れが案内されています。

下の表は、こうした案内をもとに、低身長の相談で初めて受診する日の一般的な流れをまとめたものです。順番や、その日に行う検査は医療機関によって変わります。

順番主な内容準備しておくとよいこと
1. 受付診療申込書・問診票の記入、保険の資格確認、紹介状の提出マイナ保険証か資格確認書、医療費助成の受給者証、紹介状
2. 測定身長・体重などを測る脱ぎ着しやすい服、髪留めを外せる髪型
3. 問診と診察これまでの成長の記録や家族の身長を確かめ、体を診る母子健康手帳、学校の記録、聞きたいことのメモ
4. 検査(必要なとき)血液検査、手のエックス線で骨年齢など検査前の食事について、予約のときに確認
5. 予約と会計次の受診日を決め、会計をする家族の予定が分かるカレンダー

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受付では、何を出す?

受付では、健康保険の資格を確かめるために、マイナ保険証か資格確認書を出します。厚生労働省は、医療機関ではマイナ保険証か資格確認書を提示するよう案内しています。自治体の子ども医療費助成の受給者証や、ほかの医療機関からの紹介状があれば、一緒に出しましょう。

初めての受診では、診療申込書と問診票を書くことが多くあります。千葉県こども病院は、問診票は母子健康手帳を参考に書くよう案内しています。生まれたときの週数や体重、これまでにかかった病気などを聞かれることがあるため、母子健康手帳は必ず持って行きましょう。

大学病院などでは、初診は予約制で、かかりつけ医の紹介状を求めるところもあります。紹介状なしで一部の大きな病院を受診すると、診察の費用とは別に特別の料金がかかる場合があります。予約の取り方や連絡のしかたは「子どもの身長で初めて医療機関に連絡するとき」のコラムで説明しています。

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身長や体重は、どこで、どう測る?

千葉県こども病院では、初めて受診する科がある人は、診察の前に計測室に寄るよう案内しています。身長と体重は、低身長の評価のもとになる大切な数字なので、診察の前に看護師などが測ることが多いです。

正しく測るために、靴や靴下を脱いだり、頭の上で結んだ髪をほどいたりすることがあります。当日は、脱ぎ着しやすい服で、髪は結び直しやすい形にしておくとスムーズです。家で測った記録があれば、その数字も持って行きましょう。

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問診と診察では、何を聞かれ、何を診る?

大阪医療センターの低身長の案内では、持ってきた成長の記録をもとに成長曲線を確かめることが、最初の評価の一つとされています。医師は、これまでの伸び方のほか、生まれたときの様子、両親の身長、持病や飲んでいる薬、食事や睡眠の様子などを尋ねます。

診察では、身長と体重のつり合いや、座高と脚の長さのつり合いなど、体の様子を確かめます。年齢によっては、思春期の体の変化が始まっているかを診ることもあります。思春期が近い子は恥ずかしがることがあるため、気になるときは診察の前に看護師や医師に伝えておきましょう。

両親の身長は、子どもの身長の見通しを考える手がかりとして、多くの場合に尋ねられます。付き添わない親の身長も、事前に確かめておきましょう。親の身長が分からない場合の考え方は「親の身長が分からないときの成長の見方」のコラムで説明しています。

聞いておきたいことは、事前に3つほどに絞ってメモにしておくと、限られた時間でも確かめやすくなります。質問の例は「低身長の初診で医師に聞いておきたい質問リスト」のコラムにまとめています。

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その日のうちに、検査まですることはある?

大阪医療センターの案内では、低身長の診療として、血液検査でホルモンの値を、手のエックス線で骨年齢を評価するとしています。初診の日に、診察に続けてこれらの検査を行う医療機関もあれば、次の受診で行う医療機関もあります。

成長ホルモンの出方を薬を使って調べる分泌刺激試験や頭部MRIは、成長ホルモンの不足が疑われる場合に、日を改めて行う検査です。分泌刺激試験は入院して行うことが多く、初診の日に行うものではありません。

血液検査の結果は、項目によって当日に出るものと、外の検査機関に出して数日以上かかるものがあります。結果の説明がいつになるかは、医療機関によって違います。検査の内容は「低身長ではどんな検査をする?」のコラムで説明しています。

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全部で、どのくらい時間がかかる?

九州大学の小児科は、初診の場合は時間がかかることが多いため、余裕を持って受診するよう案内しています。初めての手続き、測定、問診と診察に加えて、採血や手のエックス線、会計の待ち時間が重なると、思っていたより長くなりやすいためです。

目安としては、診察だけで終わる日と、検査まで行う日とでは大きく違い、検査を含めると半日ほどかかることもあります。初診の受付時間を午前中などに限っている医療機関も多いため、受付の締め切りの時刻も確かめておきましょう。

小さな子は待ち時間に疲れやすいので、静かに遊べる本やおもちゃ、飲み物を用意しておくと安心です。採血がある場合は、食事をとってよいかを予約のときに確認してください。保護者が仕事を休む必要があるかどうかも、この時間の見通しをもとに考えると決めやすくなります。

下のきょうだいを連れて行くと、診察や検査のあいだに目が離せず、説明を落ち着いて聞きにくくなることがあります。可能であれば、きょうだいはほかの家族に預けるか、付き添いを2人にするとよいでしょう。子ども本人への伝え方は「子どもに「身長の病院に行く」とどう伝える?」のコラムで紹介しています。

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診察が終わったら、何を確かめて帰る?

千葉県こども病院の案内では、診察のあとに医師と相談して次回の予約日時を決め、会計をして終わります。帰る前に、次のことを確かめておくと、次の受診までに迷いにくくなります。

初診で結論が出ず、時間をあけて伸び方を確かめることもよくあります。その場合は、家での測り方や、予定より早く受診したほうがよい変化も聞いておきましょう。

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まずはオンラインで相談したいときは?

通院の前に、記録を見てもらいながら相談したい場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話)をご利用いただけます。ノビケアでは骨年齢のエックス線検査、分泌刺激試験、静脈からの採血は行っておらず、これらの検査が必要と考えられる場合は対面の医療機関をご紹介します。1回目は保護者の方だけでもかまいません。お薬の処方を検討する2回目には、お子さまにも参加していただきます。予約は公式LINEから受け付けています。

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低身長の初診の流れについてよくある質問

Q. 子どもは学校を休ませたほうがよいですか?

A. 初診の受付時間が平日の午前に限られている医療機関では、学校を休んだり、遅れて登校したりすることになります。検査があるかどうかで時間が変わるため、予約のときに確かめてから決めましょう。

Q. 初診で治療を始めるかどうかまで決まりますか?

A. 多くの場合、初診では記録と診察から状態を評価し、必要な検査や経過を見る期間を決めます。治療の対象かどうかは、検査の結果や伸び方を確かめてから相談することが一般的です。

Q. 父母のどちらか一人で付き添っても大丈夫ですか?

A. 付き添いは一人でもかまいません。来られない家族の質問もメモで預かり、説明を聞いたらその場でメモを取っておくと、あとで共有しやすくなります。

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まとめ

低身長の初診は、受付、測定、問診と診察、必要に応じた検査、次の予約と会計という順に進むことが多く、時間に余裕を持って出かけることが大切です。持ち物と検査の有無、食事の注意を予約のときに確かめておくと、当日を落ち着いて過ごせます。

出典 [1] [5]

お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。

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この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. 千葉県こども病院「外来診療の流れ」(初診・再診の受付から会計まで)
  2. 東京慈恵会医科大学附属病院 母子医療センター「おかかりになる方へ お子さまの外来の受診、予約のご案内」
  3. 厚生労働省「医療機関・薬局では、マイナ保険証か資格確認書をご提示ください」
  4. 小児慢性特定疾病情報センター「ちょっと教えて!小児慢性特定疾病のための医療費助成制度」(一般向けサイト。「どこが違う?小児慢性特定疾病医療費助成と乳幼児・子ども医療費助成」を含む)
  5. 九州大学医学部 小児科(成長発達医学分野)「外来診療について」
  6. 厚生労働省「紹介状なしで受診する場合等の「特別の料金」の見直し(患者のみなさまへ、令和4年10月1日から)」(PDF)
  7. 国立病院機構 大阪医療センター 診療ナビ「小児疾患(低身長)」
  8. 日本小児内分泌学会「低身長」
  9. 横浜市立大学附属 市民総合医療センター「低身長」
  10. 日本内分泌学会「成長ホルモン分泌不全性低身長症」
  11. 兵庫医科大学病院 小児科「成長ホルモン負荷試験を受けられる様とご家族の方へ」(入院計画表、PDF、2016年7月1日改訂)
  12. 厚生労働省「診療情報の提供等に関する指針」
  13. ノビケア「成長ホルモン治療について」(費用・副作用・適応外使用)
  14. ノビケア「お問い合わせ」
  15. 小児慢性特定疾病情報センター「成長ホルモン(GH)分泌不全性低身長症(脳の器質的原因によるものを除く。) 診断の手引き」