成長ホルモン治療について
ノビケアで行う成長ホルモン治療の内容、費用、副作用と、国内での承認の範囲をまとめています。この治療は、保険が使えない自由診療です。治療を始める前に、医師が同じ内容を診察でご説明します。
どんな治療ですか
成長ホルモン(一般名:ソマトロピン)を、ご自宅で毎日1回、皮下注射する治療です。身長が伸びる速さを高めることを目指します。効果には個人差があり、最終的な身長をお約束するものではありません。
治療を始めるまで
- 最初のオンライン診察(無料相談)で、これまでの身長の記録と体の様子を確認します。
- 治療を考える場合は、始める前にご自宅で郵送検査(指先の血液と尿)を行います。治療中も半年ごとに行います。
- 検査の結果と、治療の効果・副作用・費用をご説明したうえで、治療をするかどうかを保護者の方に決めていただきます。
成長ホルモンが足りない病気など、保険診療の対象になる可能性がある場合や、対面での検査が必要な場合は、医療機関をご紹介します。
治療の期間と診察
注射は毎日続けます。治療は年単位になることが多く、身長が伸びる速さを見ながら、続けるかどうかを定期的に判断します。治療中は半年ごとの定期的なオンライン診察と郵送検査で、伸び方を確認します。副作用は診察のたびにお話をうかがって確認します。
費用(税込)
- 無料相談
- 0円
- 郵送検査
- 20,000円(治療を始める前と、治療中は半年ごと・送料込み)
- お薬(1本)
- 治療を始める月 40,000円/2か月目以降 60,000円/6か月分一括プラン 1本あたり50,000円(注射器・注射針と冷蔵便の送料を含みます)
1か月に使う本数は体重によって変わり、2〜5本が目安です。体重ごとのお支払い総額は、料金表に載せています。
主な副作用
注射したところの痛み・赤み・腫れ、関節の痛み、むくみ、頭痛などが報告されています。まれに、頭の中の圧が高くなる(強い頭痛や吐き気)、股関節の骨がずれる(足のつけ根やひざの痛み、足を引きずる)、背骨の曲がり(側弯)が進む、血糖値が上がる、甲状腺の働きが変わる、といったことが起こる場合があります。気になる症状があれば、次の診察を待たずにご連絡ください。
治療を受けられない場合
- 骨端線が閉じていて、身長の伸びが止まっている場合
- 悪性腫瘍がある場合、またはその治療中の場合
- 糖尿病がある場合
- そのほか、持病や使っているお薬によっては治療できないことがあります。問診でお知らせください。
未承認医薬品等(適応外使用)であること
使用する成長ホルモン製剤は、国内で承認された医薬品です。ただし、原因となる病気が見つからない低身長への使用は、承認された効能・効果に含まれていません(適応外使用)。
入手経路
使用するお薬は、国内で承認されたソマトロピンBS皮下注10mg「サンド」シュアパル(サンド株式会社)です。当院が国内の医薬品卸から仕入れています。
国内の承認医薬品等の有無
原因となる病気が見つからない低身長に対して、国内で承認された医薬品はありません。成長ホルモン分泌不全性低身長症やSGA性低身長症などの病気には承認された成長ホルモン製剤があり、保険診療の対象になります。
諸外国における安全性等に係る情報
米国では、成長ホルモン製剤が特発性低身長(原因となる病気が見つからない低身長)に対して承認されています。海外でも、頭蓋内圧亢進、大腿骨頭すべり症、側弯症の進行、耐糖能の低下などが、注意すべき副作用として報告されています。
医薬品副作用被害救済制度について
適応外使用のため、重い副作用が起きた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度は原則として利用できません。
オンライン診療について
- 当院は、医療法に基づく「オンライン診療基準」と、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を守ってオンライン診療を行っています。
- 診察はビデオ通話で行います。ビデオ通話ができるスマートフォンなどと、安定した通信環境をご用意ください。
- 通信の不具合で診察ができない場合は、日を改めてご案内します。
- オンラインで安全に判断できない場合は、対面の医療機関をご紹介します。紹介先での費用は、その医療機関にお支払いください。
急を要するとき
強い頭痛、何度も吐く、けいれん、急な体調の変化などがあるときは、オンライン診療を待たずに、119番または救急医療機関へ連絡してください。
最終更新:2026年10月3日