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夜中に低身長のことを調べすぎて不安になる:情報の選び方と、相談先にまとめて聞くコツ

公開日:2026年10月5日 更新日:2026年10月5日

子どもの身長が心配な夜に、何時間も調べ続けてしまうのはめずらしいことではありません。ただ、不安なときほど情報を冷静に見分けにくくなり、眠りも浅くなりがちです。調べる時間と場所を決め、気になったことはメモにまとめて、記録と一緒に医師などの相談先で聞くほうが、答えに近づきやすくなります。

夜中に調べ続けてしまうのは、なぜ?

昼間は仕事や家事で手いっぱいでも、子どもが寝たあとに一人になると、身長のことが急に気になり始めることがあります。検索すると次々に関連するページや動画が出てくるため、「もう少しだけ」と読み続けてしまいがちです。

厚生労働省の「統合医療」情報発信サイト(eJIM)は、人は精神的に不安定なときには自分の信じたいことを信じたくなり、いつもの冷静さを失ってしまうことがあると説明しています。不安をやわらげてくれそうな情報や、逆に不安を強める情報ばかりが目に入りやすくなるのは、意志が弱いからではなく、不安なときに誰にでも起こりうることです。

読めば読むほど心配が増えるときは、調べ方を少し変えるサインと考えてみましょう。

出典 [1]

夜中の検索は、眠りにどう影響する?

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、スマートフォンなどの画面には体内時計への影響が強い光が多く含まれるため、寝室にはスマートフォンやタブレット端末を持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることが良い睡眠につながるとしています。また、寝床で考えごとをするのは避け、なかなか眠れないときはいったん寝床を離れ、眠気が来てから戻ることを勧めています。

睡眠が足りない日が続くと、翌日も気持ちが沈みやすくなります。子どもの身長について考えることは大切ですが、保護者が眠れないほど調べ続ける必要はありません。次のような区切りを作ってみてください。

出典 [2]

身長の情報を選ぶときは、何を確かめる?

eJIMは、情報を見極めるための10か条として、「その根拠は?」とたずねる、情報の出どころを確認する、ネット情報をうのみにしない、物事の両面を見比べる、といった点を挙げています。身長の情報では、次の点を確かめると選びやすくなります。

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まず押さえておきたい、低身長の基本は?

日本小児内分泌学会は、成長曲線の基準範囲(−2.0SDから+2.0SD)に約95%の子どもが入り、−2.0SD以下の低身長の子どもは100人のうち2〜3人くらいだと説明しています。また、子どもの身長が低い原因の多くは、両親も背が低いなどの遺伝や体質によるもので、ホルモンや染色体、骨の病気などが見つかることもあるものの、それほど多くはないとしています。

インターネットでは、まれな病気の説明や重い例が目立つことがあります。読んだ内容がそのまま自分の子どもに当てはまるとは限りません。広告や体験談との付き合い方は「子どもの身長が気になって不安な保護者へ」、子ども自身がSNSの情報で悩む場面は「中高生がSNSや動画で身長の情報を見て悩むとき」のコラムでくわしく紹介しています。

出典 [3]

夜中に見つけた商品や申し込みは、すぐ決めてよい?

夜中に調べていると、「身長が伸びる」とうたう商品や、すぐに申し込める広告が目に入ることがあります。不安が強いときほど「今すぐ何かしなければ」と感じやすく、ふだんなら立ち止まるような内容でも決めてしまいがちです。

夜中に見つけたものは、その場で買ったり申し込んだりせず、一晩おいて昼間にもう一度見直しましょう。eJIMの10か条にある「物事の両面を見比べよう」のとおり、よい点だけでなく、根拠の弱さや費用、続ける負担も確かめます。迷うものはメモに残し、相談のときに「これはどうですか」と医師に聞いてみるのが安心です。

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ネットで調べても分からないことは?

インターネットの情報で分かるのは、一般的な目安や病気の説明までです。自分の子どもの伸び方が心配な状態かどうかは、これまでの身長の記録を成長曲線にのせ、伸び方の流れを見て判断します。日本小児内分泌学会は、子どもの身長が気になる場合は成長曲線を描いてみることを勧めており、成長曲線のチャートを公開しています。

母子健康手帳や学校の健康診断の記録を集めて点を打ってみると、夜中にいくつものページを読むより、ずっと具体的な手がかりになります。点を打ったら、そこで判断しようとせず、相談のときに見せる資料として取っておきましょう。

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調べて気になったことは、どうまとめる?

国立がん研究センターのがん情報サービスは、医療者と話し合うときのヒントとして、事前に聞きたいことをメモしておくと、まだ分かっていないことがはっきりし、聞き忘れも防げると紹介しています。診察時間が短いときは聞きたいことに優先順位をつけ、メモを見せるとよいこと、説明を一人で聞くのが不安なときは家族などに同席してもらえることも挙げています。がんについてのページですが、身長の相談にも役立つ考え方です。

夜中に調べて気になったことは、次のような形で1枚にまとめておくと、相談の場で伝えやすくなります。

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まとめたことは、どこで聞けばよい?

まずは、かかりつけの小児科が身近な相談先です。学校の健康診断の結果について知りたいときは、保健室の養護教諭にも相談できます。くわしくは「学校の保健室・養護教諭に身長の相談をするには」のコラムで紹介しています。

身長のことに限らず、子育ての不安を聞いてほしいときは、市区町村のこども家庭センターや、こども家庭庁の「親子のための相談LINE」も利用できます。眠れない、何も手につかないといった状態が続くときは、厚生労働省の「まもろうよ こころ」で電話やSNSの相談窓口を探すこともできます。

ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話)でも、お手元の記録を見ながらご相談いただけます。1回目は保護者の方だけでもかまいません。お薬の処方を検討する2回目には、お子さまにも参加していただきます。予約は公式LINEから受け付けています。

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夜中に調べすぎてしまうときによくある質問

Q. 調べるのをやめると、大事なことを見落としそうで不安です。

A. 調べることをやめる必要はありません。時間を決め、確かな発信元の情報を中心に読み、気になったことをメモに残しておけば、見落としの心配は減ります。最後は記録を見ながら医師に確かめるのが確実です。

Q. インターネットで読んだ内容が、医師の説明と違っていました。

A. インターネットの情報は一般的な話で、医師の説明はお子さまの記録や診察をもとにしています。違いが気になるときは、読んだページの出どころをメモして、次の受診で「こう書いてあったのですが」と聞いてみてください。

Q. パートナーは心配しすぎだと言います。

A. 心配の大きさは人によって違います。調べた内容をメモにまとめて一緒に見ると、何が気になっているのかを共有しやすくなります。受診や相談に一緒に参加してもらうのも一つの方法です。

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まとめ

不安なときは誰でも情報を冷静に見分けにくくなります。調べる時間と場所を決めて眠りを守り、発信元を確かめながら読みましょう。気になったことはメモにまとめ、身長の記録と一緒に相談先で聞くことが、不安を減らす近道になります。

出典 [1] [2]

お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。

公式LINEで無料相談を予約する

この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. 厚生労働省「統合医療」情報発信サイト(eJIM)「情報の見極め方」
  2. 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(PDF)
  3. 日本小児内分泌学会「低身長」
  4. 日本小児内分泌学会「成長評価用チャート・体格指数計算ファイル ダウンロードサイト」
  5. 国立がん研究センター がん情報サービス「医療者と話し合うときのヒント」
  6. こども家庭庁「こども家庭センター」
  7. こども家庭庁「『親子のための相談LINE』について」
  8. 厚生労働省「まもろうよ こころ」(電話・SNSの相談窓口の案内)
  9. ノビケア「お問い合わせ」