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低身長の基準と受診の目安読む時間 約7分

検査結果が出るまでの数週間が不安:待つ間の過ごし方と、子どもへの話し方

公開日:2026年10月5日 更新日:2026年10月5日

検査の結果を待つあいだに不安が大きくなるのは、自然なことです。結果を聞く日と連絡の方法を確かめたら、待つあいだはふだんどおりの生活を続け、聞きたいことを書きためておきましょう。子どもには、分かっていることを年齢に合った言葉で正直に伝え、本人の気持ちを聞くことを大切にします。保護者自身がつらいときは、一人で抱えずに相談先を頼ってください。

結果が出るまで、なぜ時間がかかる?

検査の結果が出るまでの期間は、検査の種類や、院内で調べるか外部の検査機関に依頼するかによって違います。ふつうの血液検査はその日や数日で分かるものもありますが、ホルモンの検査や遺伝子の検査では、もっと時間がかかることがあります。

結果は、次の外来でまとめて説明されることが多くあります。たとえば広島赤十字・原爆病院の負荷試験の入院計画表では、次回の外来の日に検査結果の説明があるとし、結果を聞きに来るときは家族だけでもよいと案内しています。分泌刺激試験の結果は、成長の記録や血液検査、骨年齢などとあわせて判断されるため、一つずつではなく、そろってから説明されることもあります。

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待つ前に、確かめておくことは?

検査を受けた日に、次のことを確かめておくと、待つあいだの「いつ分かるのか分からない」という不安が小さくなります。聞きそびれた場合は、後日電話で確かめてもかまいません。

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待つあいだに不安が大きくなるのは、おかしなこと?

おかしなことではありません。結果が分からない時期は、悪い可能性ばかりが頭に浮かびやすくなります。夜、子どもが寝たあとに一人で考えこんでしまう方も少なくありません。

厚生労働省は、子どもの健康が心配なときには、つい保護者自身の健康がおろそかになりがちだとして、子どもを支えるために自分の健康も大切にするよう呼びかけています。食事や睡眠をできるだけいつもどおりにとることは、子どもの前で落ち着いて過ごすための土台にもなります。散歩や好きなことをする時間など、検査のことを考えない時間を意識してつくるのもよい方法です。パートナーと不安の感じ方が違って、すれ違うこともありますが、どちらが正しいということではありません。

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インターネットで調べすぎてしまうときは?

検査の名前や病名で検索すると、重い例や、子どもとは事情の違う話が目に入りやすくなります。調べるなら、学会や大学病院、公的機関のページを中心にし、「時間を決めて調べる」「夜中には調べない」など、自分なりの区切りを作っておきましょう。

調べて浮かんだ疑問は、その場で答えを探し続けるより、ノートに書きためて、結果を聞く日に医師に尋ねるほうが確かです。情報の選び方は「子どもの身長が気になって不安な保護者へ」のコラムでも説明しています。結果を聞く日に確かめたいことは「低身長の検査結果を聞く日に確かめること」のコラムにまとめています。

待つあいだの生活は、どうすればよい?

医師から特別な指示がなければ、学校や習いごと、食事や運動は、ふだんどおりで構いません。結果が気になって、毎日のように身長を測りたくなるかもしれませんが、身長の伸びは短い期間では測り方の誤差に隠れてしまいます。家で測るなら、間隔を決めて、同じ時間帯と同じ方法で測りましょう。

ふだん飲んでいる薬がある場合は、自己判断でやめたり増やしたりせず、指示どおりに続けてください。待つあいだに頭痛が続く、何度も吐く、視界がおかしいなど、気になる症状が出てきたときは、結果の日を待たずに医療機関に連絡しましょう。子どもが聞いているところで、結果についての心配を電話や会話で話しこむのは、できるだけ避けましょう。子どもは大人の様子をよく見ていて、言葉の一部だけを聞いて不安になることがあります。結果を聞く日が近づいたら、これまでの身長の記録、聞きたいことのメモ、お薬手帳をまとめておき、結果の写しをもらえるかも当日に確かめましょう。写しのもらい方は「検査の結果は紙でもらえる?」のコラムで説明しています。けいれんが止まらない、ぐったりして反応が弱いなどのときは、迷わず119番に連絡してください。夜間や休日に受診を急ぐか迷うときは、子ども医療電話相談(#8000)で小児科の医師や看護師に相談できます。

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子どもには、どう話せばよい?

日本小児科学会の「医療における子ども憲章」は、子どもは年齢にかかわらず、自分が受ける治療やケアについて自分なりの気持ちや考えを持っているとし、年齢や発達に応じて分かりやすく情報を伝え、気持ちを表しやすくするよう大人に求めています。結果を待っていることも、隠すより、分かっている範囲で伝えるほうが、子どもは安心しやすくなります。

伝える内容は、「検査の結果は〇月〇日に先生から聞くよ」「体が元気に育っているかを確かめるためだよ」のように、決まっていることと検査の目的を中心にします。「病気かもしれない」など、まだ分からないことを先回りして話す必要はありません。子どもから質問されたら、分からないことは「それは先生に一緒に聞こうね」と答えてよいのです。

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きょうだいや祖父母には、どう伝える?

きょうだいには、「お兄ちゃんの体のことを病院で調べてもらっていて、結果を待っているところ」のように、短く伝えておくと、家の空気の変化に戸惑わずにすみます。祖父母や親せきに話すかどうか、どこまで話すかは、子ども本人の気持ちも考えて決めましょう。子ども憲章は、子どもの体や病気のことは本人の大切な情報だとして、ほかの人に伝える必要があるときは、理由とともに本人に確認することを求めています。とくに思春期の子は、自分のことを知られたくないと感じることがあります。

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保護者自身がつらいときは、だれに相談できる?

パートナーや身近な人に、不安な気持ちをそのまま話すだけでも、少し楽になることがあります。身近に話せる人がいないときは、こども家庭庁の「親子のための相談LINE」で、子育てや親子関係の悩みを相談できます。匿名でも相談でき、相談内容の秘密は守られるとされています。

眠れない日や、食事がとれない日が続く、何も手につかないといった状態が長く続くときは、かかりつけの医療機関などに相談してください。

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結果を聞いたあと、改めて相談したいときは?

結果の説明を受けたあと、内容を落ち着いて整理したい、伸び方についてほかの医師の意見も聞きたいと感じることもあるでしょう。ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話)では、お手元の記録や検査結果の写しを見ながらお話をうかがいます。1回目は保護者の方だけでもかまいません。お薬の処方を検討する2回目には、お子さまにも参加していただきます。予約は公式LINEから受け付けています。

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検査結果を待つあいだについてよくある質問

Q. 予定の日を過ぎても、結果の連絡がありません。

A. 遠慮せずに、検査を受けた医療機関に問い合わせてください。結果がそろっていない、連絡の行き違いがあったなど、理由が分かるだけでも安心につながります。

Q. 結果を電話で教えてもらうことはできますか?

A. 医療機関や検査の内容によって違います。結果の意味を正しく伝えるため、診察で説明する医療機関も多いので、検査の日に確かめておきましょう。

Q. 子どもに「ぼくは病気なの?」と聞かれました。

A. 「それを確かめるために調べてもらったんだよ。結果は先生から一緒に聞こうね」と、分かっていることだけを伝えましょう。不安そうなときは、何が心配なのかを聞いてみてください。

まとめ

検査結果を待つあいだに不安になるのは自然なことです。結果を聞く日と連絡の方法を確かめ、待つあいだはふだんどおりに過ごして、聞きたいことを書きためておきましょう。子どもには分かっていることを年齢に合った言葉で伝え、保護者自身がつらいときは相談先を頼ってください。

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お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。

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この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. 広島赤十字・原爆病院 小児科「成長ホルモン分泌刺激試験で入院される方へ」(入院計画表、PDF、2020年6月作成)
  2. 小児慢性特定疾病情報センター「成長ホルモン(GH)分泌不全性低身長症(脳の器質的原因によるものを除く。) 診断の手引き」
  3. 厚生労働省 こころもメンテしよう「ご家族の皆さんへ」
  4. 厚生労働省「上手な医療のかかり方」「子どもの症状は♯8000」
  5. 日本小児科学会「医療における子ども憲章」(2022年3月、PDF)
  6. こども家庭庁「『親子のための相談LINE』について」
  7. ノビケア「お問い合わせ」