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4歳の平均身長は?100cmを超えるころの伸び方

公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日

こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査では、4歳0〜6か月未満の平均身長は男の子101.2cm、女の子100.4cmです。4歳6〜12か月未満では男の子104.7cm、女の子104.1cmです。4歳は平均で100cmを超えるころですが、同じ年齢でも身長の幅は広いため、園や健診の記録で伸び方を確かめることが大切です。

4歳の平均身長はどのくらい?

令和5年乳幼児身体発育調査は、こども家庭庁が10年ごとに行っている全国の乳幼児の発育調査です。最新の令和5年調査は令和5年9月に行われ、令和6年12月25日に公表されました。

表のとおり、4歳前半から4歳後半の平均の差は、男の子で3.5cm、女の子で3.7cmです。4歳前半と5歳前半を比べると、男の子で6.9cm、女の子で7.2cmの差があります。

これは別々の子どもを年齢ごとに測った平均の比較です。一人ひとりの伸び方は、同じ子の記録で確かめましょう。

表の値は6か月ごとの区分の平均で、4歳0〜6か月未満には、4歳になったばかりの子どもから4歳半近い子どもまでが含まれます。

年齢男の子の平均身長女の子の平均身長
4歳0〜6か月未満101.2cm100.4cm
4歳6〜12か月未満104.7cm104.1cm
(参考)5歳0〜6か月未満108.1cm107.6cm

出典 [1] [2] [3]

同じ4歳でも、どのくらい身長に差がある?

同じ調査のパーセンタイル値を見ると、4歳0〜6か月未満の男の子は、3パーセンタイルが94.2cm、97パーセンタイルが108.6cmです。女の子は93.2cmから107.7cmです。この間に、全体の94%の子どもが入ります。

4歳前半だけでも、低いほうと高いほうで14cm以上の幅があります。クラスの中で背の順が前のほうでも、この範囲に入っていることはよくあります。

ただし、3パーセンタイルを下回る場合や、以前より位置が下がってきている場合は、一度小児科で経過を見てもらいましょう。

パーセンタイルは、同じ月齢の子どもを小さいほうから並べたときの位置を表す目盛りで、50パーセンタイルは中央値と呼ばれます。

年齢男の子(3〜50〜97パーセンタイル)女の子(3〜50〜97パーセンタイル)
4歳0〜6か月未満94.2〜101.3〜108.6cm93.2〜100.4〜107.7cm
4歳6〜12か月未満97.3〜104.7〜112.3cm96.5〜104.0〜111.8cm

出典 [1] [3]

クラスの子と比べて小さいのは、なぜ?

幼稚園や保育園のクラスは、4月から翌年3月までに生まれた子どもが一緒になります。同じクラスでも、誕生日によって1歳近い年齢の差があります。

上の表のとおり、4歳前半と4歳後半の平均には3〜4cmの差があります。早生まれの子どもがクラスの中で小さく見えるのは、年齢の差によることも多いのです。

比べるときは、クラスの中の順番ではなく、誕生日からの年齢と月齢に合わせて見ることが大切です。成長曲線に点を打つときも、測った日の年齢を月単位で合わせましょう。

また、身長が伸びる速さにも個人差があります。同じクラスの中で、早く大きくなる子もいれば、ゆっくり大きくなる子もいます。1回の背の順の位置より、1年ごとの伸び方を見ていくことが大切です。

出典 [3]

園の身体測定の記録は、どう活かす?

保育所では、入所時の健康診断に加えて、少なくとも1年に2回の定期健康診断を行うことが基準で決められています。幼稚園でも、毎学年、定期に健康診断を行うことが法律で定められています。

園の身体測定の結果は、母子健康手帳の記録の続きとして使えます。結果の用紙や連絡帳は捨てずに保管し、測った日付と身長を一覧にしておきましょう。

母子保健法で市町村に義務づけられている幼児の健診は、1歳6か月児と3歳児の健診です。4歳以降は、園での記録が伸び方を確かめるための主な材料になります。

保育所では、健康診断の結果を母子健康手帳や子どもの健康を記録する表に書き込むことなども基準で定められています。園から結果を受け取ったら、手帳とあわせて保管しておきましょう。

出典 [4]

平均値と、成長曲線の基準は同じもの?

この記事の数字は、令和5年に測った子どもたちの平均です。今の子どもたちの体の大きさを知るのに役立ちます。

一方、日本小児内分泌学会は、子どもの成長を評価する成長曲線は、肥満の増加などの影響を含まない2000年のデータで作られたものを使うと説明しています。医療機関で低身長かどうかを評価するときは、この基準を使います。

そのため、最新の平均値と成長曲線の平均の線は、少しずれていることがあります。わが子の位置を詳しく知りたいときは、成長曲線を使って医師に評価してもらいましょう。

成長曲線は、日本小児内分泌学会のホームページから印刷して使うこともできます。

出典 [5]

4歳の平均は、前回の調査と比べて変わった?

令和5年調査の結果の概要は、乳幼児の身長の平均値について、前回の平成22年調査と比べて大きな変化はないとまとめています。

4歳台で比べると、平成22年調査との差は、4歳0〜6か月未満で男の子−0.8cm、女の子−0.5cm、4歳6〜12か月未満で男の子−0.4cm、女の子0.0cmでした。

インターネットや育児書には、前回の調査の平均値が載っていることもあります。数字が少し違っていても、どの年の調査の値かを確かめれば、混乱せずに済みます。

家庭で測るときは、靴下を脱いで壁を背にして立ち、毎回同じ場所と時間帯で測ると、前回の値と比べやすくなります。前回の調査の値と比べるより、わが子自身の記録の流れを見ることが大切です。

出典 [3]

相談の目安は?

身長の位置が低い、1年前と比べてあまり伸びていない、体重が増えない、といったときは、かかりつけの小児科に相談しましょう。頭痛や吐き気が続く、元気がないなど、ほかの症状があるときは早めに受診してください。

強い頭痛が続く、何度も吐く、けいれんを起こしたといったときは、119番や救急外来を利用してください。

受診するときは、母子健康手帳と園の測定記録を持参します。身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、記録を見ながらご相談いただくこともできます。

相談の前に、1年前と今の身長を書き出しておくと、診察の時間を有効に使えます。気になっていることを、メモにまとめて持って行くのもおすすめです。

出典 [6]

4歳の平均身長についてよくある質問

Q. 4歳でまだ100cmに届きません。

A. 4歳前半の平均は100cm前後ですが、3パーセンタイルは男の子94.2cm、女の子93.2cmです。100cm未満の子も多くいます。今の位置とこれまでの伸び方を、記録で確認しましょう。

Q. 4歳から5歳で、どのくらい伸びれば普通ですか?

A. 平均どうしの差は約7cmですが、一人ひとりの伸びにはばらつきがあります。1年間の伸びの目安については、年齢別の伸びを説明した記事も参考にしてください。

Q. 体重は平均くらいですが、身長だけ低めです。

A. 体格には個性があり、身長と体重のバランスも子どもによって違います。身長の伸び方が落ちていないかを中心に、気になれば医師に見てもらいましょう。

出典 [3]

まとめ

令和5年乳幼児身体発育調査では、4歳の平均身長は前半で男の子101.2cm・女の子100.4cm、後半で男の子104.7cm・女の子104.1cmです。クラスの順番ではなく月齢に合わせて記録を見て、気になるときは小児科に相談しましょう。

出典 [3]

お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。

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この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」
  2. こども家庭庁「令和5年「乳幼児身体発育調査」調査結果の公表について」(PDF、令和6年12月25日)
  3. こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査 調査結果の概要」(PDF)
  4. こども家庭庁掲載「乳幼児身体発育評価マニュアル」(令和3年3月改訂、PDF)
  5. 日本小児内分泌学会「低身長」
  6. ノビケア「お問い合わせ」