年齢別の平均身長読む時間 約5分
5歳・6歳(幼稚園・保育園の年長ごろ)の平均身長は?
公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日
文部科学省の令和7年度学校保健統計では、5歳(幼稚園)の平均身長は男の子110.4cm、女の子109.5cm、6歳(小学1年生)では男の子116.6cm、女の子115.6cmです。こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査では、5歳0〜6か月未満で男の子108.1cm、女の子107.6cmです。調査によって年齢の数え方や測る時期が違うので、数字を見るときは調査名と区分を確かめましょう。
乳幼児身体発育調査では、5歳・6歳の平均はどのくらい?
こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査は、小学校に入る前までの子どもを対象に、令和5年9月に行われた全国調査です。年齢は、測った日の年齢を6か月ごとに区切って示しています。
下の表のとおり、5歳前半から6歳前半までの1年で、平均は男の子で6.4cm、女の子で6.3cm大きくなっています。
同じ調査のパーセンタイル値では、5歳0〜6か月未満の男の子は100.3cmから116.0cmの間に、女の子は99.6cmから115.7cmの間に、全体の94%が入ります。同じ5歳前半でも、15cm以上の幅があります。
3パーセンタイル未満の子と97パーセンタイルを超える子は、それぞれ全体の3%です。表の平均とあわせて、この幅も頭に入れておきましょう。
| 年齢(測った日の年齢) | 男の子の平均身長 | 女の子の平均身長 |
|---|---|---|
| 5歳0〜6か月未満 | 108.1cm | 107.6cm |
| 5歳6〜12か月未満 | 111.4cm | 111.0cm |
| 6歳0〜6か月未満 | 114.5cm | 113.9cm |
学校保健統計では、5歳・6歳の平均はどのくらい?
文部科学省の学校保健統計調査は、全国の幼稚園から高校までの子どもの一部を選び、毎年4月から6月の健康診断の結果をまとめたものです。最新の令和7年度の結果は、令和8年2月13日に公表されました。年齢は令和7年4月1日現在の満年齢で、学年とほぼ対応しています。
この調査の5歳は幼稚園(幼保連携型認定こども園を含む)の子ども、6歳は小学1年生にあたります。表の標準偏差は、同じ年齢の中での身長のばらつきの大きさを表す数字です。
5歳と6歳の平均の差は、男の子で6.2cm、女の子で6.1cmです。乳幼児身体発育調査の1年間の差とも近い値です。
標準偏差が5cm近くあることからも、同じ年齢の中で身長に幅があることが分かります。
| 年齢(4月1日現在) | 男の子の平均身長(標準偏差) | 女の子の平均身長(標準偏差) |
|---|---|---|
| 5歳(幼稚園) | 110.4cm(4.79) | 109.5cm(4.78) |
| 6歳(小学1年生) | 116.6cm(4.97) | 115.6cm(4.98) |
2つの調査で、5歳の数字が違うのはなぜ?
乳幼児身体発育調査は、測った日の年齢で区切っています。「5歳0〜6か月未満」は、測った日に5歳0か月から5歳5か月だった子どもの平均です。
学校保健統計は、4月1日現在の年齢で区切り、4月から6月の健康診断で測った値です。「5歳」には、4月1日に5歳になったばかりの子どもから、もうすぐ6歳になる子どもまでが含まれます。年齢の幅が1年分あるので、「5歳0〜6か月未満」の平均とは一致しません。
また、調べた年、対象の選び方、測る場所も違います。どちらが正しいというものではなく、それぞれの区切り方で見た平均です。比べるときは、同じ調査の中で比べるようにしましょう。
なお、日本小児内分泌学会は、成長の評価には2000年のデータで作られた成長曲線を使うと説明しています。医療機関での評価は、これらの平均値ではなく成長曲線をもとに行います。
年長クラスの中で小さく見えるのは、なぜ?
年長クラスには、4月生まれの子どもと翌年3月生まれの子どもが一緒にいます。乳幼児身体発育調査で5歳前半と5歳後半の平均を比べると、男の子で3.3cm、女の子で3.4cmの差があります。
早生まれの子どもが小さく見えるのは、年齢の差によることも少なくありません。比べるときは、クラスの順番ではなく、誕生日からの年齢に合わせて見ることが大切です。
ただし、年齢を考えても低い位置にある場合や、以前より伸びが鈍ってきた場合は、一度小児科で見てもらいましょう。
誕生日からの年齢に合わせて成長曲線に点を打つと、早生まれによる差を除いて位置を確かめられます。
出典 [2]
親の世代と比べて、5歳の平均身長は変わった?
学校保健統計で5歳の平均身長の移り変わりを見ると、昭和23年度は男の子103.7cm、女の子102.5cmでした。最も高かったのは、男の子が平成7年度の111.0cm、女の子が平成7・8年度の110.1cmです。
文部科学省は、身長の平均値は多くの年齢で平成10年度前後まで上がり、その後は横ばいの傾向だとまとめています。令和7年度の5歳の値は、最も高かったころとほぼ同じ水準です。
なお、令和2年度から令和5年度の値は、調査の時期が通常と異なる値を含むため、ほかの年度とは比べられないとされています。
親の世代と比べるより、わが子自身の伸び方を記録で見ていくことが大切です。
出典 [3]
就学前の健診で、身長について何か言われたら?
就学時の健康診断や園の健診で、身長が低めだと言われることがあります。その場合は、どのくらい低いのか、これまでの伸び方はどうかを、記録を見ながら確認することが次の一歩です。
健診での指摘は、病気があると決まったという意味ではありません。一方で、指摘をきっかけに記録を見直すと、伸び方の変化に気づけることもあります。
相談先に迷うときは、まずかかりつけの小児科に、健診の結果と母子健康手帳、園の測定記録を持って行きましょう。必要があれば、医師が専門の医療機関を紹介します。
出典 [6]
小学校に入る前に、記録をどう整理する?
学校では、入学前の就学時の健康診断と、入学後の毎年の定期健康診断で身長が測られます。小学校に入ると、学校の記録が伸び方を見る主な材料になります。
入学前のうちに、母子健康手帳の記録と園の身体測定の記録を一つの表にまとめておくと、その後の学校の記録とつなげやすくなります。測った日付と身長を、一行ずつ書き出しておきましょう。
記録を並べて気になる点があれば、かかりつけの小児科に相談してください。身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、記録を見ながらご相談いただくこともできます。
5歳・6歳の平均身長についてよくある質問
Q. 小学校入学時に110cmないと、低いですか?
A. 学校保健統計の6歳の平均は男の子116.6cm、女の子115.6cmですが、同じ年齢でも身長には幅があります。何cmなら低いかは月齢と性別で変わるので、成長曲線で位置と伸び方を確認しましょう。
Q. 健診の結果用紙によって、平均値が違って書かれています。
A. どの調査の、何年の値を使っているかで平均は変わります。比べるときは、同じ基準の中で見るようにしましょう。
Q. 5歳から6歳で4cmしか伸びていません。
A. 平均どうしの差は約6cmですが、一人ひとりの伸びには幅があります。測った間隔が1年に近いかを確かめたうえで、気になる場合は記録を持って小児科に相談してください。
出典 [3]
まとめ
5歳・6歳の平均身長は、令和7年度学校保健統計で5歳が男の子110.4cm・女の子109.5cm、6歳が男の子116.6cm・女の子115.6cmです。調査ごとに年齢の数え方が違うので、同じ調査の中で比べ、伸び方が気になるときは小児科に相談しましょう。
出典 [3]
お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。
公式LINEで無料相談を予約するこの記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。