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2歳の平均身長は?2歳前半・後半の目安と測り方の変化
公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日
こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査では、2歳0〜6か月未満の平均身長は男の子86.3cm、女の子85.4cmです。2歳6〜12か月未満では男の子90.6cm、女の子89.6cmで、2歳後半にはおおむね90cm前後になります。2歳は身長の測り方が変わる時期なので、記録を比べるときは測り方の違いにも気をつけましょう。
2歳の平均身長はどのくらい?
令和5年乳幼児身体発育調査は、こども家庭庁が昭和25年から10年ごとに行っている全国調査の最新版です。2歳以上の結果は、6か月ごとの区分で示されています。
下の表のとおり、2歳前半と2歳後半の平均の差は、男の子で4.3cm、女の子で4.2cmです。3歳前半との差も見ると、2歳の1年間で平均8cm前後大きくなっていることが分かります。
これは年齢ごとに別の子どもを測った平均の比較です。一人ひとりの伸び方は、同じ子の記録を並べて確かめましょう。
2歳の後半になると、平均で90cm前後になります。ズボンの丈や靴のサイズなど、身の回りの変化から伸びを感じることもありますが、確かめるときは測った値を使いましょう。
| 年齢 | 男の子の平均身長 | 女の子の平均身長 |
|---|---|---|
| 2歳0〜6か月未満 | 86.3cm | 85.4cm |
| 2歳6〜12か月未満 | 90.6cm | 89.6cm |
| (参考)3歳0〜6か月未満 | 94.3cm | 93.2cm |
平均からどのくらい離れていても、よくあること?
同じ調査のパーセンタイル値を見ると、2歳0〜6か月未満の男の子は、3パーセンタイルが80.5cm、97パーセンタイルが91.9cmです。女の子は79.5cmから90.8cmです。この間に、全体の94%の子どもが入ります。
つまり2歳前半では、平均より5cm程度低い子や高い子も、この範囲の中に含まれます。平均に届かないことだけで心配しすぎる必要はありません。
一方で、3パーセンタイルより低い場合や、以前より曲線の下のほうへ移ってきている場合は、医師に経過を見てもらいましょう。
パーセンタイルは、同じ月齢の子どもを小さいほうから並べたときの位置を表します。50パーセンタイルは中央値と呼ばれ、平均値と近い値です。
| 年齢 | 男の子(3〜50〜97パーセンタイル) | 女の子(3〜50〜97パーセンタイル) |
|---|---|---|
| 2歳0〜6か月未満 | 80.5〜86.3〜91.9cm | 79.5〜85.2〜90.8cm |
| 2歳6〜12か月未満 | 84.3〜90.5〜96.6cm | 83.4〜89.6〜95.6cm |
2歳で測り方が変わるのはなぜ?
こども家庭庁が掲載している「乳幼児身体発育評価マニュアル」は、2歳未満と2歳以上で身長の測り方が違うと説明しています。2歳未満はあおむけに寝かせて測り、2歳以上は身長計の柱に背をつけて立って測ります。
寝かせて測る長さと立って測る高さは、同じ子でも一致しないことがあります。2歳の前後で記録を比べると、伸び方が急に小さく見えたり大きく見えたりすることがあるので、測り方が変わった時期を意識して見ましょう。
立って測るときは、かかと・おしり・背中を柱につけ、あごを引いてまっすぐ前を見るのが基本です。同じマニュアルは、立って測るのが難しい場合に無理に寝かせて測ることはしないとしています。
出典 [4]
じっとしていられない2歳の子は、どう測る?
2歳ごろは、測ろうとしても動いてしまう子が多い時期です。家庭で無理に測ろうとすると、毎回の数値がばらついてしまいます。
家庭で測るときは、遊びの延長のように「壁にぴったりくっつこう」と声をかけ、短い時間で済ませるのがコツです。数回測ってもまとまらないときは、無理に記録せず、健診や受診のときの値を優先しましょう。
保育所に通っている場合は、園の健康診断でも身長が測られます。保育所では、入所時のほか、少なくとも年2回の定期健康診断を行うことが基準で決められています。園での記録も、伸び方を見る大切な材料になります。
測るのを嫌がるときは、無理をせず日を改めてかまいません。
出典 [4]
小さく生まれた子は、2歳でどうなっている?
日本小児内分泌学会は、妊娠週数に比べて小さく生まれた子どもの身長は、多くの場合3歳までに追いつくと説明しています。2歳は、その追いつきの途中にあたる時期です。
小さく生まれた子どもで、2歳になっても平均との差があまり縮まっていない場合は、3歳に向けて経過を見ていくことになります。気になるときは、出生時の記録を持って小児科で相談しましょう。
3歳になっても低身長の程度が強いなど一定の条件を満たす場合は、成長ホルモン治療が検討されることがあると、同じ学会は説明しています。詳しくはSGA性低身長症の記事で説明しています。
出生時の身長・体重と妊娠週数は、母子健康手帳の出産の記録欄で確認できます。
出典 [5]
2歳の平均身長は、10年あまり前と比べて変わった?
令和5年調査の結果の概要は、乳幼児の身長の平均値について、前回の平成22年調査と比べて大きな変化はないとまとめています。
2歳台で比べると、平成22年調査との差は、2歳0〜6か月未満で男の子−0.4cm、女の子0.0cm、2歳6〜12か月未満で男の子−0.6cm、女の子−0.3cmでした。どれも1cmに満たない差です。
こうした小さな差は、調査ごとの誤差の範囲も含めて見る必要があります。昔の育児書や前回の調査の数字と見比べて、わが子が小さいと感じても、数字の違いだけで心配しすぎないようにしましょう。
なお、日本小児内分泌学会は、成長の評価には2000年のデータで作られた成長曲線を使うと説明しています。最新の平均値は、今の子どもたちの様子を知る目安として読みましょう。
相談の目安と、受診のときに持っていくものは?
身長の伸びが鈍ってきた、体重が増えない、食欲が落ちている、といったときは、かかりつけの小児科に相談してください。身長だけでなく、体重や発達の様子も一緒に見てもらいましょう。
受診のときは、母子健康手帳と、保育所や家庭での測定記録を持っていきます。測った日付が分かると、医師が月齢に合わせて評価しやすくなります。
身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、記録を見ながらご相談いただくこともできます。急にぐったりした、何度も吐くといった症状があるときは、119番や救急外来を利用してください。
出典 [6]
2歳の平均身長についてよくある質問
Q. 2歳の誕生日の前後で、身長が縮んだように見えます。
A. 寝かせて測る方法から立って測る方法に変わった影響の可能性があります。測り方の違いを考えたうえで、その後の伸びを続けて見ていきましょう。気になる場合は、記録を持って医師に確認してください。
Q. 2歳でまだ80cm台前半です。低身長ですか?
A. 何cmなら低身長という線は、月齢と性別で変わります。パーセンタイルのどこにあるか、これまでどう伸びてきたかをあわせて医師に見てもらいましょう。
Q. 2歳で平均より高いと、早く伸びが止まりますか?
A. 2歳時点の身長だけでは分かりません。伸びが止まる時期は、思春期の時期などによって変わります。今は記録を続けておくことが役に立ちます。
まとめ
令和5年乳幼児身体発育調査では、2歳の平均身長は前半で男の子86.3cm・女の子85.4cm、後半で男の子90.6cm・女の子89.6cmです。2歳は測り方が変わる時期なので、記録の流れを見ながら、気になるときは小児科に相談しましょう。
出典 [3]
お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。
公式LINEで無料相談を予約するこの記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。