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小学1〜3年生の平均身長は?学年別の目安と1年の伸び

公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日

文部科学省の令和7年度学校保健統計では、小学1年生(6歳)の平均身長は男の子116.6cm、女の子115.6cm、小学3年生(8歳)では男の子128.3cm、女の子127.5cmです。この時期は男女の差が小さく、平均で毎年6cm前後ずつ大きくなります。学年の中でも誕生日で差があるので、学校の記録で伸び方を見ていきましょう。

小学1〜3年生の平均身長はどのくらい?

文部科学省の学校保健統計調査は、全国の幼稚園から高校までの子どもの一部を選び、毎年4月から6月の健康診断の結果をまとめたものです。最新の令和7年度の結果は、令和8年2月13日に公表されました。年齢は令和7年4月1日現在の満年齢で、学年とほぼ対応しています。

下の表は、その調査の全国の値です。小学1年生は6歳、2年生は7歳、3年生は8歳にあたります。標準偏差は、同じ年齢の中での身長のばらつきの大きさを表します。

小学校低学年では、どの学年でも男の子の平均が女の子より0.8〜1.1cm高く、男女の差は大きくありません。

表の値は全国の平均で、平均より低いことがそのまま低身長を意味するわけではありません。日本小児内分泌学会によると、医療機関では2000年のデータで作られた成長曲線を使って評価します。

学年(4月1日現在の年齢)男の子の平均身長(標準偏差)女の子の平均身長(標準偏差)
小学1年生(6歳)116.6cm(4.97)115.6cm(4.98)
小学2年生(7歳)122.7cm(5.22)121.6cm(5.22)
小学3年生(8歳)128.3cm(5.51)127.5cm(5.72)

出典 [1] [2] [3]

1年でどのくらい大きくなる?

学年ごとの平均の差を見ると、1年生から2年生で男の子6.1cm、女の子6.0cm、2年生から3年生で男の子5.6cm、女の子5.9cmです。

ただし、これは学年ごとに別の子どもを測った平均の差です。同じ子どもを追いかけて測ったものではないので、一人ひとりの1年間の伸びとは違います。

わが子の伸びは、前の年の学校の記録と比べて計算します。思春期に入る前のこの時期は、毎年おおむね同じくらいのペースで伸びることが多いため、伸びが急に小さくなった場合は注意して見ましょう。

伸びのペースは、同じ子どもでも年によって多少変わります。1年分だけでなく、何年か続けて見ることが大切です。

出典 [1]

同じ学年でも身長に差があるのはなぜ?

学校保健統計の年齢は4月1日現在の満年齢です。同じ学年でも、4月生まれの子どもと翌年3月生まれの子どもでは、ほぼ1歳の差があります。

上の表のとおり、低学年では1歳上がるごとに平均が6cm前後高くなっています。学年の中で早生まれの子どもが小さめに見えるのは、自然なことでもあります。

また、標準偏差が5cm前後あることからも分かるように、同じ年齢の中でも身長には幅があります。背の順の位置だけで心配するのではなく、誕生日からの年齢に合わせて、成長曲線で位置を確かめましょう。

4月生まれと3月生まれの差は、学年が上がるにつれて目立たなくなっていくことが多いと考えられますが、伸び方には個人差があります。

出典 [1] [2]

住んでいる地域によって、平均は違う?

学校保健統計の統計表では、大都市・中都市・小都市・町村の4つの区分ごとの平均身長も公表されています。

令和7年度の6〜8歳の値を見ると、区分による平均の差は、男女とも0.4cm以内でした。たとえば8歳の男の子では、大都市128.5cm、中都市128.3cm、小都市128.2cm、町村128.2cmです。

小学校低学年では、住んでいる地域の規模による平均の違いはごくわずかです。地域の差を気にするよりも、わが子自身の伸び方を記録で見ていくことが大切です。

8歳の女の子でも、大都市127.7cm、中都市127.3cm、小都市127.5cm、町村127.6cmと、差は0.4cm以内です。

出典 [2]

学校の身体測定の記録は、どう使う?

学校保健安全法では、学校は毎学年、定期に健康診断を行うことになっており、身長と体重は検査の項目に定められています。毎年ほぼ同じ時期に測るので、1年ごとの伸びを比べやすい記録です。

学校から配られる測定結果は、捨てずに保管しておきましょう。母子健康手帳や園の記録と合わせて、測った日付と身長を一覧にしておくと、伸び方の流れが見えます。

家庭で測る場合は、靴下を脱ぎ、かかと・おしり・背中を壁につけて、毎回同じ条件で測ります。学校の記録と家庭の記録は、測り方が違うことがあるので、分けて書いておくと安心です。

低身長の目安とされる−2SDの考え方や年齢ごとの値は、低身長の基準を説明した記事にまとめています。

出典 [4]

わが子の1年間の伸びは、どう計算する?

学校の身体測定は、毎年ほぼ同じ時期に行われます。今年の身長から去年の身長を引けば、おおよその1年間の伸びが分かります。

測った日の間隔が1年から大きくずれているときは、そのまま比べると伸びが大きく見えたり小さく見えたりします。測った日付も一緒に記録しておくと、医師が正しく計算できます。

伸びを何年分か並べてみると、毎年同じくらい伸びているのか、だんだん小さくなっているのかが分かります。1年に何cm伸びるのが目安かは、年齢別の伸びの目安を説明した記事も参考にしてください。

出典 [4]

低学年で、早めに相談したほうがよいサインは?

身長の位置が低いことに加えて、1年前と比べてあまり伸びていない場合は、小児科に相談しましょう。日本小児内分泌学会は、身長が伸びすぎる場合にも、思春期早発症などの病気が隠れていることがあると説明しています。

同じ学会によると、思春期の変化は通常、女の子で10歳ごろ、男の子で12歳ごろから出てきます。思春期早発症では、それが2〜3年以上早く現れます。小学校低学年で胸のふくらみや陰毛などの変化に気づいたときは、早めに小児科で相談してください。

強い頭痛が続く、何度も吐くといった症状があるときは早めに受診し、急な症状やけいれんがあるときは119番や救急外来を利用してください。身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、記録を見ながらご相談いただくこともできます。

出典 [3] [5] [6]

小学1〜3年生の平均身長についてよくある質問

Q. 3年生で120cmです。低いでしょうか?

A. 3年生(8歳)の平均は男の子128.3cm、女の子127.5cmです。平均より低めですが、低身長にあたるかは誕生日からの年齢と性別で変わります。成長曲線で位置と伸び方を確かめ、気になる場合は小児科に相談してください。

Q. 学校の記録で、1年に4cmしか伸びていませんでした。

A. 学年平均の差は6cm前後ですが、これは集団の平均です。測った日の間隔や測り方も確かめたうえで、その前の年の伸びとも比べてみましょう。伸びが続けて小さいときは、記録を持って相談してください。

Q. 低学年のうちから身長を気にするのは早すぎますか?

A. 早すぎることはありません。記録を続けておくと、伸び方の変化にいち早く気づけます。

出典 [1]

まとめ

令和7年度学校保健統計では、小学1〜3年生の平均身長は男の子116.6〜128.3cm、女の子115.6〜127.5cmで、毎年6cm前後ずつ大きくなっています。学年の中の差も考えながら、学校の記録で伸び方を見て、気になるときは小児科に相談しましょう。

出典 [1]

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この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. 文部科学省「令和7年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)について公表します」(PDF、令和8年2月13日)
  2. 政府統計の総合窓口(e-Stat)「学校保健統計調査 令和7年度 全国表 1 年齢別 都市階級別 設置者別 身長・体重の平均値及び標準偏差」
  3. 日本小児内分泌学会「低身長」
  4. こども家庭庁掲載「乳幼児身体発育評価マニュアル」(令和3年3月改訂、PDF)
  5. 日本小児内分泌学会「思春期早発症」
  6. ノビケア「お問い合わせ」