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3歳の平均身長は?3歳児健診で見ることと相談の目安
公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日
こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査では、3歳0〜6か月未満の平均身長は男の子94.3cm、女の子93.2cmです。3歳6〜12か月未満では男の子97.7cm、女の子96.7cmで、3歳の終わりごろには100cmに近づきます。3歳は健診で発育を確かめる節目の年齢なので、記録をそろえて伸び方を確認しておきましょう。
3歳の平均身長はどのくらい?
令和5年乳幼児身体発育調査は、こども家庭庁が令和5年9月に行い、令和6年12月25日に結果を公表した全国調査です。2歳以上の子どもの値は、6か月ごとに示されています。
下の表のとおり、3歳前半から3歳後半までの平均の差は、男の子で3.4cm、女の子で3.5cmです。3歳前半と4歳前半を比べると、男の子で6.9cm、女の子で7.2cmの差があります。
これらは年齢ごとに別の子どもを測った平均の差です。わが子の1年間の伸びは、同じ子の記録から計算しましょう。
表の値は6か月ごとの区分の平均で、たとえば3歳0〜6か月未満には、3歳になったばかりの子どもから3歳半近い子どもまでが含まれます。
| 年齢 | 男の子の平均身長 | 女の子の平均身長 |
|---|---|---|
| 3歳0〜6か月未満 | 94.3cm | 93.2cm |
| 3歳6〜12か月未満 | 97.7cm | 96.7cm |
| (参考)4歳0〜6か月未満 | 101.2cm | 100.4cm |
平均よりどのくらい低いと、気にしたほうがいい?
同じ調査のパーセンタイル値では、3歳0〜6か月未満の男の子の3パーセンタイルは87.8cm、97パーセンタイルは100.8cmです。女の子は86.8cmから99.7cmです。この間に、全体の94%の子どもが入ります。
平均より数cm低いことはよくあり、それだけで病気を心配する必要はありません。大切なのは、今の位置に加えて、これまでの伸び方です。
医療機関では、日本小児内分泌学会などが示す成長曲線のSD(標準偏差)の目盛りを使って評価することもあります。低身長の目安とされる−2SDの考え方は、低身長の基準の記事で説明しています。
身長の位置を見るときは、測った日の年齢を月単位まで合わせることも大切です。
| 年齢 | 男の子(3〜50〜97パーセンタイル) | 女の子(3〜50〜97パーセンタイル) |
|---|---|---|
| 3歳0〜6か月未満 | 87.8〜94.3〜100.8cm | 86.8〜93.2〜99.7cm |
| 3歳6〜12か月未満 | 91.0〜97.8〜104.7cm | 89.9〜96.7〜103.6cm |
3歳児健診では、身長について何を見る?
母子保健法では、市町村が満3歳を超え満4歳に達しない幼児に健康診査を行うことになっています。身体の発育の状況は、この健診で確認する項目の一つです。
健診では、その日の身長と体重を測り、母子健康手帳の記録とあわせて発育を見ます。健診の前に、これまでの記録を見返しておくと、気になることを質問しやすくなります。
健診で「経過を見ましょう」と言われた場合は、次にいつ、どこで測るかを確認しておきましょう。測る機会が空きすぎると、伸び方の変化に気づきにくくなります。
3歳児健診のあとは、市町村の健診で身長を測る機会が少なくなります。園の身体測定の記録を、健診の記録の続きとして残しておきましょう。
出典 [5]
小さく生まれた子は、3歳で何を確認する?
日本小児内分泌学会は、妊娠週数に比べて小さく生まれた子ども(SGA)の身長は、多くの場合3歳までに追いつくと説明しています。3歳は、その追いつきが十分だったかを確かめる節目です。
同じ学会は、3歳になっても低身長の程度が強く、一定の条件を満たす場合には、成長ホルモン治療を行うことがあるとしています。どの条件にあてはまるかは、出生時の記録やその後の伸び方を見て医師が判断します。
小さく生まれたお子さんで、3歳の時点でも平均との差が大きいと感じる場合は、出生時の身長・体重と妊娠週数が分かる記録を持って小児科で相談しましょう。
小さく生まれたかどうかは、妊娠週数と出生時の体重・身長から判断されます。
出典 [4]
今の子どもは、昔より小さくなっている?
令和5年調査の結果の概要は、乳幼児の身長の平均値について、前回の平成22年調査と比べて大きな変化はないとまとめています。
3歳台では、平成22年調査と比べた平均値の差が、男の子で−0.8〜−1.0cm、女の子で−0.7〜−0.8cmでした。調査の誤差や対象の違いも含めて見る必要があり、この差だけで子どもが小さくなったと考えることはできません。
日本小児内分泌学会は、子どもの成長の評価には2000年のデータで作られた成長曲線を使うことになっていると説明しています。最新の平均値は今の子どもの様子を知る資料で、医療機関で評価に使う基準とは目的が異なります。
家庭で3歳の身長を測るときのコツは?
こども家庭庁が掲載している「乳幼児身体発育評価マニュアル」は、2歳以上の子どもは立って測るとし、かかと・おしり・背中が身長計の柱に一直線に接するようにすること、あごを引いて正面を見ることを挙げています。
家庭では身長計がないことが多いので、壁を柱の代わりにします。床と壁が直角になっている場所を選び、靴下を脱いで立たせましょう。頭の上に本などを壁と直角に当て、印をつけてから測ると読み取りやすくなります。
3歳の子は、背伸びをしたり体をそらしたりしがちです。毎回同じ時間帯に、同じ場所で、同じやり方で測ると、前回との比較がしやすくなります。測った日付と値は、その場で書き留めておきましょう。
家庭で測った値が健診の値と少し違っても、測り方の違いによることがあります。比べるときは、同じ場所で測った値どうしで比べましょう。
出典 [5]
相談の目安は?
身長の位置が低いとき、以前より曲線の下のほうに移ってきたとき、健診で指摘されたときは、かかりつけの小児科に相談しましょう。身長と一緒に、体重の増え方や食事の様子も伝えると参考になります。
家で測るときは、靴下を脱ぎ、かかと・おしり・背中を壁につけて測ります。測った日付と値はその場で書き留め、園の測定記録とあわせて保管しておきましょう。
身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、お手元の記録を見ながらご相談いただけます。
相談するときは、出生時の身長・体重と妊娠週数、両親の身長も伝えましょう。医師が、体質による小柄さか、ほかの原因を調べたほうがよいかを考える手がかりになります。
出典 [6]
3歳の平均身長についてよくある質問
Q. 3歳でまだ90cmに届きません。
A. 3歳前半の女の子の3パーセンタイルは86.8cm、男の子は87.8cmです。90cm未満でも、この範囲に入っている子はいます。位置と伸び方をあわせて、健診や小児科で確認してもらいましょう。
Q. 3歳児健診で何も言われなければ、もう心配いりませんか?
A. 健診はその時点の状態を確かめるものです。その後に伸び方が変わることもあるので、園や家庭での記録は続けておきましょう。
Q. 小さく生まれたかどうか、手帳のどこを見れば分かりますか?
A. 母子健康手帳の出産の記録に、妊娠週数と出生時の身長・体重が書かれています。小さく生まれたかどうかは、週数とあわせて判断するので、医師に記録を見てもらいましょう。
出典 [3]
まとめ
令和5年乳幼児身体発育調査では、3歳の平均身長は前半で男の子94.3cm・女の子93.2cm、後半で男の子97.7cm・女の子96.7cmです。3歳は健診で発育を確かめる節目なので、記録をそろえ、気になるときは小児科に相談しましょう。
出典 [3]
お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。
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