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0歳(赤ちゃん)の月齢別の平均身長は?伸び方の見方

公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日

こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査では、生まれたときの平均身長は男の子49.3cm、女の子48.6cmです。生後11〜12か月未満では男の子72.9cm、女の子71.7cmで、0歳のあいだに平均で20cm以上大きくなります。赤ちゃんの身長は個人差が大きいので、平均との差よりも、発育曲線に沿って伸びているかを見ることが大切です。

0歳の平均身長は、月齢ごとにどのくらい?

こども家庭庁は、全国の乳幼児の身長や体重を10年ごとに調べています。昭和25年から続く「乳幼児身体発育調査」で、最新は令和5年9月に行われた調査です。結果は令和6年12月25日に公表されました。

下の表は、その調査結果の概要に載っている身長の平均値です。「1〜2か月未満」は、生後1か月以上2か月未満の赤ちゃんの値を表します。誕生日を基準にした月齢で見てください。

表を見ると、どの月齢でも男の子の平均が女の子より0.7〜1.4cm高くなっています。ただ、これは集団の平均です。同じ月齢でも、平均より大きい子も小さい子もたくさんいます。

月齢男の子の平均身長女の子の平均身長
出生時49.3cm48.6cm
1〜2か月未満55.3cm54.2cm
2〜3か月未満58.7cm57.5cm
3〜4か月未満61.6cm60.3cm
4〜5か月未満64.0cm62.7cm
5〜6か月未満66.1cm64.7cm
6〜7か月未満67.7cm66.4cm
7〜8か月未満69.1cm67.8cm
8〜9か月未満70.2cm68.9cm
9〜10か月未満71.2cm69.9cm
10〜11か月未満72.1cm70.8cm
11〜12か月未満72.9cm71.7cm

出典 [1] [2] [3]

0歳のうちは、どんなペースで伸びる?

平均値で比べると、生まれたときから生後5〜6か月未満までに、男の子は約16.8cm、女の子は約16.1cm大きくなっています。その後の生後11〜12か月未満までの増え方は、男の子で約6.8cm、女の子で約7.0cmです。

つまり、生まれて間もないころほど伸び方が大きく、月齢が進むにつれて1か月あたりの増え方は小さくなっていきます。後半に伸びがゆるやかになっても、それだけで心配する必要はありません。

なお、この数字は月齢ごとに別々の赤ちゃんを測った平均の差です。同じ赤ちゃんを追いかけて測ったものではないため、わが子の伸び方とは一致しないことがあります。

出典 [2]

平均より小さいと心配?「パーセンタイル」はどう読む?

母子健康手帳などの発育曲線は、平均値ではなく「パーセンタイル」という目盛りで描かれています。こども家庭庁は、50パーセンタイル(中央値)より小さい子と大きい子が半分ずついること、3パーセンタイルから97パーセンタイルの間に全体の94%が入ることを説明しています。

下の表は、令和5年調査の身長のパーセンタイル値を、いくつかの月齢について抜き出したものです。たとえば生後6〜7か月未満の男の子では、63.2cmから71.6cmの間に94%の赤ちゃんが入っています。平均や中央値から数cm離れていても、珍しいことではありません。

大切なのは、一度の値がどこにあるかより、その後も同じような曲線の幅に沿って伸びているかどうかです。曲線から大きく外れていく場合や、3パーセンタイルを下回る場合は、健診や小児科で確認してもらいましょう。

月齢男の子(3〜50〜97パーセンタイル)女の子(3〜50〜97パーセンタイル)
出生時45.2〜49.4〜52.7cm44.5〜48.8〜52.0cm
3〜4か月未満58.0〜62.3〜65.9cm56.5〜60.6〜64.3cm
6〜7か月未満63.2〜67.6〜71.6cm61.9〜66.3〜70.3cm
9〜10か月未満66.5〜71.0〜75.2cm65.3〜69.9〜74.2cm
11〜12か月未満68.4〜73.1〜77.4cm67.1〜71.9〜76.3cm

出典 [1] [2]

赤ちゃんの身長は、どうやって測る?

こども家庭庁が掲載している「乳幼児身体発育評価マニュアル」では、2歳未満の子どもは、あおむけに寝かせて身長計の台の上で測るとしています。頭を固定板につけ、ひざを軽く押さえて脚を伸ばし、足のうらに移動板を当てて1mm単位まで読み取ります。

赤ちゃんは測るときに動いたり、脚を曲げたりしやすいため、家庭でメジャーを使って測ると誤差が出やすくなります。数cmの違いが測り方によることもあるので、家庭の測定値だけで判断しないようにしましょう。

同じマニュアルは、1回だけの計測ではなく、続けて測った結果から総合的に評価することが必要だとしています。健診のたびに母子健康手帳に記録してもらい、点を並べて見ていくのがおすすめです。

出典 [4]

身長だけでなく、体重や頭囲も見るのはなぜ?

こども家庭庁が掲載している「乳幼児身体発育評価マニュアル」は、乳幼児期の発育は、出生時の体重や栄養のとり方、子どもの状態によって変わると説明しています。そのうえで、発育を評価するときは一つの項目だけに頼らず、少なくとも身長と体重の両方を測り、それぞれの値と、両者のバランスを見ることを勧めています。

令和5年乳幼児身体発育調査でも、身長のほかに体重と頭囲のパーセンタイル値が公表されています。健診で頭囲も測るのはこのためです。身長だけが小さめでも、体重や頭囲が順調に増えていれば、受け止め方が変わることがあります。

同じマニュアルは、身体発育は数字ではっきり表されるため、ほかの子との比較や増え方を意識してしまいがちで、自信を持てない保護者も多いと述べています。気になることがあれば、一人で抱え込まず、健診の場で遠慮なく質問してください。

出典 [4] [2]

小さく生まれた赤ちゃんの身長は、どう考える?

令和5年調査では、出生時の体重が2,500g未満の低出生体重児の割合は、一般調査と病院調査を合わせた男女総数で9.6%でした。小さく生まれる赤ちゃんは、決して珍しくありません。

日本小児内分泌学会は、妊娠週数に比べて小さく生まれた子どもの身長は、多くの場合3歳までに追いつくと説明しています。0歳の時点で平均より小さくても、その後の伸びを見ていくことになります。

早く生まれた赤ちゃんの場合は、生まれた日からの月齢ではなく、予定日を基準にした月齢で発育を見ることがあります。どの月齢で見ればよいかは、かかりつけの医師に確認してください。

出典 [2] [5]

どんなときに相談すればいい?

身長の伸びが曲線から離れていくとき、体重も増えにくいとき、ミルクや母乳の飲みが悪いときは、乳児健診を待たずに小児科に相談してください。身長だけでなく、体重や頭囲、発達の様子もあわせて見てもらうことが大切です。

ぐったりしている、何度も吐く、けいれんを起こしたなど、急な体調の変化があるときは、ためらわずに119番や救急外来を利用してください。

相談するときは、母子健康手帳を持参しましょう。出生時の身長・体重、妊娠週数、健診ごとの記録がそろっていると、医師が経過をつかみやすくなります。身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、記録を見ながらご相談いただくこともできます。

出典 [6]

0歳の平均身長についてよくある質問

Q. 健診で「小さめ」と言われました。平均より何cm低いと問題ですか?

A. 平均との差が何cmなら問題、という決まりはありません。パーセンタイルのどのあたりにいるか、前回の健診からどう伸びたかをあわせて見ます。心配なときは、健診を担当した医師や保健師に経過の見方を聞いてみましょう。

Q. 家で測ったら、前の月より短くなっていました。

A. 赤ちゃんの身長は、姿勢や脚の伸ばし方で測るたびに変わりやすいものです。1回の値だけで判断せず、健診や小児科で測った値の流れで確認しましょう。

Q. 母乳かミルクかで、身長の伸びは変わりますか?

A. 栄養のとり方による身長の違いについて、この記事で使った調査からは判断できません。体重の増え方も含めて気になることがあれば、健診や小児科で相談してください。

出典 [2] [4]

まとめ

令和5年乳幼児身体発育調査では、0歳の平均身長は出生時の約49cmから、1歳前には約72〜73cmまで伸びます。平均との差よりも、母子健康手帳の発育曲線に沿って伸びているかを見ながら、気になるときは健診や小児科で相談しましょう。

出典 [2]

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この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」
  2. こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査 調査結果の概要」(PDF)
  3. こども家庭庁「令和5年「乳幼児身体発育調査」調査結果の公表について」(PDF、令和6年12月25日)
  4. こども家庭庁掲載「乳幼児身体発育評価マニュアル」(令和3年3月改訂、PDF)
  5. 日本小児内分泌学会「低身長」
  6. ノビケア「お問い合わせ」