年齢別の平均身長読む時間 約5分
子どもの身長・体重の平均表(0〜17歳・男女別):最新の公的統計と見方
公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日
0〜6歳はこども家庭庁の「令和5年乳幼児身体発育調査」、5〜17歳は文部科学省の「令和7年度学校保健統計」が、いま公表されている最新の公的な平均値です。たとえば17歳の平均身長は男子170.6cm、女子157.9cmです。ただし平均は真ん中の目安で、同じ年齢でも身長には幅があります。表の数字だけで判断せず、伸び方の記録とあわせて見ましょう。
平均表は、どの統計から作っている?
子どもの身長・体重の全国的な平均値は、主に二つの調査で公表されています。一つは、こども家庭庁の乳幼児身体発育調査で、10年ごとに行われ、最新は令和5年(2023年)9月に行われた調査です。生後14日から小学校に入る前までの子どもを対象に、測った日の年齢・月齢ごとにまとめています。
もう一つは、文部科学省の学校保健統計調査で、毎年行われています。最新の令和7年度は、令和7年4月1日から6月30日までの学校の健康診断の結果をもとに、5〜17歳の幼児・児童・生徒の約5.2%(647,623人)を抽出して集計しています。年齢は、その年の4月1日時点の満年齢です。
0歳の平均身長・平均体重は?
令和5年乳幼児身体発育調査の平均値から、出生時と生後3か月、6か月、11か月ごろの値を抜き出しました。月齢ごとのくわしい値は「0歳(赤ちゃん)の月齢別の平均身長は?」の記事にまとめています。
| 月齢 | 男の子 身長 | 男の子 体重 | 女の子 身長 | 女の子 体重 |
|---|---|---|---|---|
| 出生時 | 49.3cm | 3.06kg | 48.6cm | 2.95kg |
| 3〜4か月未満 | 61.6cm | 6.57kg | 60.3cm | 6.19kg |
| 6〜7か月未満 | 67.7cm | 7.95kg | 66.4cm | 7.54kg |
| 11〜12か月未満 | 72.9cm | 8.96kg | 71.7cm | 8.44kg |
出典 [2]
1〜6歳の平均身長・平均体重は?
同じ調査では、1歳以上は半年ごとに平均値が示されています。下の表の年齢は、測った日の年齢です。
| 年齢(測った日) | 男の子 身長 | 男の子 体重 | 女の子 身長 | 女の子 体重 |
|---|---|---|---|---|
| 1歳0〜6か月未満 | 76.2cm | 9.61kg | 75.1cm | 9.08kg |
| 1歳6〜12か月未満 | 81.9cm | 10.84kg | 80.9cm | 10.38kg |
| 2歳0〜6か月未満 | 86.3cm | 12.01kg | 85.4cm | 11.64kg |
| 2歳6〜12か月未満 | 90.6cm | 13.00kg | 89.6cm | 12.66kg |
| 3歳0〜6か月未満 | 94.3cm | 13.89kg | 93.2cm | 13.55kg |
| 3歳6〜12か月未満 | 97.7cm | 14.79kg | 96.7cm | 14.43kg |
| 4歳0〜6か月未満 | 101.2cm | 15.74kg | 100.4cm | 15.38kg |
| 4歳6〜12か月未満 | 104.7cm | 16.76kg | 104.1cm | 16.41kg |
| 5歳0〜6か月未満 | 108.1cm | 17.86kg | 107.6cm | 17.52kg |
| 5歳6〜12か月未満 | 111.4cm | 19.05kg | 111.0cm | 18.71kg |
| 6歳0〜6か月未満 | 114.5cm | 20.33kg | 113.9cm | 19.98kg |
出典 [2]
5〜17歳の平均身長・平均体重は?
令和7年度学校保健統計の平均値です。年齢は4月1日時点の満年齢で、たとえば6歳は小学1年生、12歳は中学1年生、15歳は高校1年生にあたります。
| 年齢(4月1日時点) | 男子 身長 | 男子 体重 | 女子 身長 | 女子 体重 |
|---|---|---|---|---|
| 5歳(幼稚園) | 110.4cm | 19.0kg | 109.5cm | 18.7kg |
| 6歳(小1) | 116.6cm | 21.4kg | 115.6cm | 21.0kg |
| 7歳(小2) | 122.7cm | 24.2kg | 121.6cm | 23.6kg |
| 8歳(小3) | 128.3cm | 27.4kg | 127.5cm | 26.8kg |
| 9歳(小4) | 134.0cm | 31.2kg | 133.8cm | 30.4kg |
| 10歳(小5) | 139.5cm | 35.1kg | 140.9cm | 34.9kg |
| 11歳(小6) | 146.1cm | 39.6kg | 147.4cm | 39.8kg |
| 12歳(中1) | 153.8cm | 45.2kg | 152.4cm | 44.4kg |
| 13歳(中2) | 161.1cm | 50.4kg | 155.0cm | 47.5kg |
| 14歳(中3) | 166.1cm | 55.0kg | 156.4cm | 49.7kg |
| 15歳(高1) | 168.6cm | 59.1kg | 157.0cm | 51.0kg |
| 16歳(高2) | 169.9cm | 60.3kg | 157.5cm | 51.9kg |
| 17歳(高3) | 170.6cm | 62.2kg | 157.9cm | 52.5kg |
5〜6歳で、二つの統計の数字が違うのはなぜ?
5歳と6歳は両方の調査に出てきますが、数字が少し違います。乳幼児身体発育調査は測った日の年齢で区切り、学校保健統計は4月1日時点の年齢で区切って4〜6月に測っているためです。学校保健統計の「5歳」には、測った日にはすでに6歳になっている子も含まれます。
また、二つの調査は、調査の時期や対象の選び方も違います。そのため、5〜6歳で二つの表の数字が少し食い違うことがあり、二つの表をつないで1本の線のように読むことはできません。お子さんの年齢の数え方に合った表を使い、伸び方は成長曲線で確かめましょう。
平均と比べて、どこまでが「よくある範囲」?
平均は真ん中の目安で、平均より低い子も高い子もたくさんいます。ばらつきの大きさを表すのが標準偏差(SD)です。日本小児内分泌学会は、−2.0SDから+2.0SDの間に約95%の子どもが入ると説明しています。
学校保健統計の標準偏差は、たとえば6歳男子で4.97cm、12歳男子で8.06cm、12歳女子で5.83cmです。思春期の始まる時期は一人ひとり違うため、12歳前後の男子は特にばらつきが大きくなります。平均との差が数cmあっても、それだけで心配する必要はありません。
低身長の目安やSDの計算のしかたは、「低身長の基準は?」の記事でくわしく説明しています。
平均表だけで判断しないほうがよいのはなぜ?
平均表は、ある年に別々の子どもを測った値をまとめたものです。一人の子どもの伸び方を追ったものではないので、表の数字の差が、そのまま一人の子が1年で伸びる量になるわけではありません。
日本小児内分泌学会は、身長が気になるときは成長曲線を描き、伸び方のパターンを見るよう勧めています。点の高さよりも、線が成長曲線に沿っているか、離れていくかが大切です。なお、学会は、成長曲線には2000年のデータで作られたものを使うことになっていると説明しています。最新の平均表と、診察で使う成長曲線の基準は、作られた年が違います。
出典 [5]
平均と比べる前に、気をつけたいことは?
身長は朝と夜で少し変わり、測る道具や姿勢によっても差が出ます。家で測った値と学校の値を比べるときは、測った時間や条件が違うことを頭に入れておきましょう。正しい測り方は「朝と夜で身長が違うのはなぜ?」の記事で紹介しています。
また、文部科学省は、令和2年度から令和5年度の学校保健統計には調査時期の違う数値が含まれるため、ほかの年度と比べられないとしています。昔の平均表と比べるときは、どの年度の数字かを確かめましょう。
乳幼児では、2歳ごろまでは寝かせて、2歳以上は立って身長を測ります。測り方が変わる時期は、数字に少し段差が出ることがあります。
体重は、どう見ればよい?
体重は身長との関係で見ます。子どもでは、性別・年齢別・身長別の標準体重と比べる「肥満度」がよく使われ、日本小児内分泌学会は学童では肥満度20%以上を軽度肥満としています。
令和7年度の学校保健統計では、肥満傾向児の割合は男女とも11歳前後で高く、11歳男子では13.24%でした。体格の指数の使い分けは「カウプ指数・ローレル指数とは?」の記事で説明しています。
身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話)で、お手元の記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEから受け付けています。
身長・体重の平均表についてよくある質問
Q. 平均より5cm低いのですが、病気でしょうか?
A. 平均との差だけで病気かどうかは分かりません。年齢によってばらつきの大きさが違うので、成長曲線で位置と伸び方を確かめ、気になるときは記録を持って小児科に相談しましょう。
Q. 早生まれの子は、どの表を見ればよいですか?
A. 学年ではなく、測った日の年齢で比べると差の理由が分かりやすくなります。乳幼児期は月齢ごとの表を使いましょう。
Q. 昔より子どもの背は伸びていますか?
A. 文部科学省は、身長の平均値は多くの年齢で平成10年度前後まで上がり、その後は横ばいの傾向だとしています。
出典 [3]
まとめ
0〜6歳は令和5年乳幼児身体発育調査、5〜17歳は令和7年度学校保健統計が最新の平均値です。平均は目安の一つにすぎないので、標準偏差の幅と成長曲線での伸び方をあわせて見て、気になる変化があれば相談しましょう。
お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。
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