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高校生の平均身長は?高校に入ってからもまだ伸びる?
公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日
文部科学省の令和7年度学校保健統計では、高校1年生(15歳)の平均身長は男の子168.6cm、女の子157.0cm、高校3年生(17歳)では男の子170.6cm、女の子157.9cmです。高校の3年間の平均の増え方は、男の子で2.0cm、女の子で0.9cmと小さくなります。高校生でも伸びる子はいますが、どのくらい伸びるかは骨端線の状態などで一人ひとり違います。
高校生の平均身長はどのくらい?
文部科学省の学校保健統計調査は、全国の幼稚園から高校までの子どもの一部を選び、毎年4月から6月の健康診断の結果をまとめたものです。最新の令和7年度の結果は、令和8年2月13日に公表されました。年齢は令和7年4月1日現在の満年齢で、学年とほぼ対応しています。
下の表は、その調査の全国の値です。高校1年生は15歳、2年生は16歳、3年生は17歳にあたります。標準偏差は、同じ年齢の中での身長のばらつきの大きさを表す数字で、高校生では男女とも5〜6前後です。
学校保健統計の対象は17歳までです。そのため、この表で分かるのは高校3年生の春までの平均で、大人になってからの身長そのものではありません。
同じ学年の中でも、4月生まれと3月生まれではほぼ1歳の年齢差があります。高校生では年齢による平均の差は小さくなりますが、学年の中での比較には注意しましょう。
| 学年(4月1日現在の年齢) | 男の子の平均身長(標準偏差) | 女の子の平均身長(標準偏差) |
|---|---|---|
| 高校1年生(15歳) | 168.6cm(5.93) | 157.0cm(5.42) |
| 高校2年生(16歳) | 169.9cm(5.89) | 157.5cm(5.37) |
| 高校3年生(17歳) | 170.6cm(5.99) | 157.9cm(5.45) |
高校の3年間で、平均はどのくらい増える?
学年ごとの平均の差は、男の子が1年生から2年生で1.3cm、2年生から3年生で0.7cmです。女の子は0.5cm、0.4cmです。中学2年生から3年生の差(男の子5.0cm、女の子1.4cm)と比べると、かなり小さくなっています。
女の子は中学生のうちに平均の増え方が小さくなり、高校ではほぼ横ばいに近づきます。男の子も、高校生になると増え方が小さくなっていきます。
これは学年ごとに別の生徒を測った平均の差です。高校生になってからも数cm伸びる人もいれば、すでにほとんど伸びていない人もいます。平均の差を、そのまま一人ひとりの伸びとして考えないようにしましょう。
伸び方を正しく知るには、本人の記録で前の年との差を出すことが大切です。
出典 [1]
高校生になっても、まだ身長は伸びる?
身長は、骨の端にある骨端線という部分で骨が伸びることで高くなります。骨端線が閉じると、身長の伸びは止まります。高校生でまだ伸びるかどうかは、年齢よりも、骨端線がどのくらい残っているかで決まります。
日本小児内分泌学会は、男の子では声変わり、女の子では月経が始まると、その後の身長の伸びはわずかになると説明しています。思春期の始まりが遅かった人は、高校生になっても伸びが続いていることがあります。
ここ1年の伸びを学校の記録で確かめると、今の状態の手がかりになります。伸びがほとんどなくなっている場合は、伸びが終わりに近づいている可能性があります。高校生の身長の伸び方は、高校生でも身長は伸びるかを説明した記事でもくわしく扱っています。
出典 [3]
親の世代と比べて、高校生の平均身長は変わった?
学校保健統計で17歳の平均身長の移り変わりを見ると、昭和23年度は男の子160.6cm、女の子152.1cmでした。男の子は平成6・8〜11・13・18年度の170.9cm、女の子は平成6・8・10〜12年度の158.1cmが、これまでで最も高い値です。
令和7年度は男の子170.6cm、女の子157.9cmで、最も高かったころとほぼ同じ水準です。文部科学省は、身長の平均値は多くの年齢で平成10年度前後まで上がり、その後は横ばいの傾向だとまとめています。
なお、令和2年度から令和5年度の値は、調査の時期が通常と異なる値を含むため、ほかの年度とは比べられないとされています。
親の世代の平均と比べるより、本人のこれまでの伸び方を見るほうが、今の状態を知る手がかりになります。
出典 [1]
平均より低いとき、どう考えればいい?
高校生の身長には、両親の身長などの体質も大きく関わります。日本小児内分泌学会は、子どもの身長が低い原因の多くは、両親も背が低いなどの遺伝や体質によるものだと説明しています。
平均との差だけで病気を心配する必要はありませんが、思春期の変化がなかなか来ない、身長の位置がとても低いといった場合は、一度医師に相談しましょう。
両親の身長から大人になったときの身長の目安を考える方法もあります。計算の仕方と、その幅の考え方は、両親の身長からの予測を説明した記事を参考にしてください。
なお、日本小児内分泌学会は、成長の評価には2000年のデータで作られた成長曲線を使うと説明しています。
出典 [3]
身長のことで悩んでいる高校生に、どう接する?
高校生になると、身長のことを自分から話したがらない子もいます。周りと比べられることを嫌がる気持ちにも配慮しましょう。
相談するかどうかは、本人の気持ちを聞いたうえで一緒に決めるのがおすすめです。受診する場合も、記録の準備や質問したいことの整理を、本人と一緒に進めると安心につながります。
インターネットには、「高校生からでも伸びる」とうたう商品や方法の情報もあります。根拠のはっきりしないものに頼る前に、医師に今の状態を確かめてもらいましょう。
本人が気にしていない場合でも、記録だけは保護者が続けておくと、あとで役立つことがあります。
高校生で相談するなら、何を準備する?
受診するときは、小学校からの身長の記録、声変わりや初経の時期、ここ1〜2年の伸びをまとめておきましょう。骨端線の状態は、手のエックス線写真などで医師が評価します。
まだ伸びが続いているかどうかを含めて、身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、記録を見ながらご相談いただけます。なお、骨端線が閉じて身長の伸びが止まっている場合は治療を行うことができません。エックス線検査は行っていないため、必要な場合は対面の医療機関をご紹介します。
出典 [4]
高校生の平均身長についてよくある質問
Q. 高校1年生の男の子で、1年に4cm伸びました。まだ伸びますか?
A. 1年に数cm伸びている場合は、まだ骨端線が残っている可能性があります。ただ、あとどれくらい伸びるかは、骨の成熟の程度などで変わります。気になる場合は医師に相談してください。
Q. 高校生の女の子で、この1年ほとんど伸びていません。
A. 初経から年数がたっている場合は、伸びが終わりに近づいていることが多いと考えられます。初経がまだ来ていない場合は、別の理由がないか小児科や婦人科で相談しましょう。
Q. 17歳の平均が大人の身長と考えてよいですか?
A. 学校保健統計は17歳までの調査なので、大人の身長そのものではありません。17歳以降も少し伸びる人がいます。
まとめ
令和7年度学校保健統計では、高校生の平均身長は男の子168.6〜170.6cm、女の子157.0〜157.9cmで、学年ごとの増え方は小さくなります。まだ伸びるかは骨端線の状態などで一人ひとり違うので、記録をそろえて気になるときは早めに相談しましょう。
出典 [1]
お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。
公式LINEで無料相談を予約するこの記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。