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中学生の平均身長は?学年別の目安と1年の伸び
公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日
文部科学省の令和7年度学校保健統計では、中学1年生(12歳)の平均身長は男の子153.8cm、女の子152.4cm、中学3年生(14歳)では男の子166.1cm、女の子156.4cmです。男の子は中学のあいだも平均が大きく増えますが、女の子は増え方が小さくなります。平均の差は一人ひとりの伸びとは違うので、本人の記録で確かめましょう。
中学生の平均身長はどのくらい?
文部科学省の学校保健統計調査は、全国の幼稚園から高校までの子どもの一部を選び、毎年4月から6月の健康診断の結果をまとめたものです。最新の令和7年度の結果は、令和8年2月13日に公表されました。年齢は令和7年4月1日現在の満年齢で、学年とほぼ対応しています。
下の表は、その調査の全国の値です。中学1年生は12歳、2年生は13歳、3年生は14歳にあたります。標準偏差は、同じ年齢の中での身長のばらつきの大きさを表します。
中学1年生では男女の平均の差は1.4cmですが、中学3年生では男の子が9.7cm上回っています。中学の3年間で、男女の差が大きく開くことが分かります。
| 学年(4月1日現在の年齢) | 男の子の平均身長(標準偏差) | 女の子の平均身長(標準偏差) |
|---|---|---|
| 中学1年生(12歳) | 153.8cm(8.06) | 152.4cm(5.83) |
| 中学2年生(13歳) | 161.1cm(7.46) | 155.0cm(5.44) |
| 中学3年生(14歳) | 166.1cm(6.52) | 156.4cm(5.38) |
学年が1つ上がると、平均は何cm違う?
令和7年度の学年ごとの平均の差を、下の表にまとめました。男の子は小学6年生から中学2年生にかけて7cm台の差があり、そのあと小さくなっていきます。女の子は小学6年生から中学1年生で5.0cm、そのあとは2.6cm、1.4cmと小さくなります。
この差は、学年ごとに別の子どもを測った平均どうしの比較です。同じ子どもが1年でこれだけ伸びるという意味ではありません。思春期に大きく伸びる時期は子どもによって違うため、一人ひとりの1年間の伸びは、この差よりずっと大きいことも小さいこともあります。
わが子の伸びを知るには、学校の記録で前の年との差を計算するのが、いちばん分かりやすい方法です。思春期の伸びの時期については、成長スパートの記事でくわしく説明しています。
| 学年の区切り | 男の子の平均の差 | 女の子の平均の差 |
|---|---|---|
| 小学6年生→中学1年生 | 7.7cm | 5.0cm |
| 中学1年生→中学2年生 | 7.3cm | 2.6cm |
| 中学2年生→中学3年生 | 5.0cm | 1.4cm |
| 中学3年生→高校1年生 | 2.5cm | 0.6cm |
出典 [1]
男の子と女の子で、伸び方が違うのはなぜ?
日本小児内分泌学会によると、思春期の変化は通常、女の子で10歳ごろ、男の子で12歳ごろから出てきます。女の子は小学校高学年で大きく伸びる時期を迎え、中学生になるころには伸びが落ち着いてくる子が増えます。
同じ学会は、女の子では月経が始まると、その後の身長の伸びはわずかになると説明しています。男の子は中学生のころに大きく伸びる時期を迎えることが多く、声変わりが始まると、その後の伸びはわずかになります。
表の標準偏差を見ると、中学1年生の男の子は8.06と大きく、同じ年齢でも身長の差が大きいことが分かります。思春期に入って大きく伸びている子と、まだ入っていない子が混ざっているためと考えられます。
今の中学生は、親の世代より背が高い?
学校保健統計で14歳の平均身長の移り変わりを見ると、昭和23年度は男の子146.0cm、女の子145.6cmでした。令和7年度は男の子166.1cmで、令和6年度と並んで最も高い値です。女の子は156.4cmで、最も高かった156.7cm(平成9・10・12・13・17年度)とほぼ同じ水準です。
文部科学省は、身長の平均値は多くの年齢で平成10年度前後まで上がり、その後は横ばいの傾向だとまとめています。今の中学生の平均は、親の世代とほとんど変わらないと言えます。
なお、令和2年度から令和5年度の値は、調査の時期が通常と異なる値を含むため、ほかの年度とは比べられないとされています。
親の世代の平均と比べるより、本人のこれまでの伸び方を見るほうが、今の状態を知る手がかりになります。
出典 [1]
中学生の身長は、どう記録すればいい?
中学生の時期は、1年ごとの伸びが大きく変わります。学校の身体測定の結果を学年ごとに残し、前の年との差を書き出しておきましょう。
あわせて、男の子なら声変わり、女の子なら初経がいつだったかを記録しておくと、あとどのくらい伸びそうかを医師が考えるときの手がかりになります。本人が話しにくいこともあるので、無理に聞き出さないよう配慮しましょう。
伸びが急に小さくなってきたときは、伸びが終わりに近づいているサインのこともあります。くわしくは、身長の伸びが止まるサインの記事で説明しています。
出典 [4]
部活や食事、睡眠で身長は変わる?
日本小児内分泌学会は、身長の伸びに関わる要因として、遺伝や体質、ホルモンのほかに、栄養や睡眠、運動、心理状態などの環境要因を挙げています。
一方で、特定の食品やサプリメント、運動で身長が伸びると約束できる方法はありません。部活動で体を動かすこと、食事をしっかりとること、睡眠を確保することは、体づくりの基本として大切にしましょう。
中学生は、部活動や塾で生活が不規則になりやすい時期です。体重が減っている、疲れが抜けない、食欲が落ちているといった変化があるときは、身長の記録とあわせて小児科で相談してください。
出典 [4]
中学生で相談を考えるのは、どんなとき?
身長の位置が低く、思春期の変化もまだ見られない場合や、周りが伸びている時期に何年も伸びが小さい場合は、小児科に相談しましょう。思春期の変化が来ないことの背景に病気が隠れていないかも、医師が確認します。
日本小児内分泌学会は、子どもの低身長が心配な場合は早めに相談することを勧めています。中学生は、身長が伸びる期間が残り少なくなっていることもある時期です。
身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、学校の記録を見ながらご相談いただけます。
中学生の平均身長についてよくある質問
Q. 中学2年生の男の子で、まだ150cmです。
A. 中学2年生(13歳)の男の子の平均は161.1cmですが、この学年は思春期の時期の違いで差がとても大きくなります。思春期の変化があるかどうか、前の年からどう伸びたかとあわせて、記録を持って小児科に相談してみましょう。
Q. 中学1年生の女の子で、1年に2cmしか伸びませんでした。
A. 初経がすでに来ている場合は、伸びが小さくなる時期に入っていることがあります。初経がまだで伸びが小さい場合や、位置が低い場合は、医師に相談してください。
Q. 中学生でもまだ伸びますか?
A. 多くの中学生はまだ伸びる余地がありますが、残りの伸びは思春期の進み方で一人ひとり違います。あと何cm伸びるかは、別の記事でくわしく説明しています。
まとめ
令和7年度学校保健統計では、中学生の平均身長は男の子153.8〜166.1cm、女の子152.4〜156.4cmで、男女の差が大きく開く時期です。平均の差は一人ひとりの伸びとは違うので、学校の記録と体の変化を一緒に見て、気になるときは早めに相談しましょう。
出典 [1]
お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。
公式LINEで無料相談を予約するこの記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。