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成長ホルモン治療読む時間 約6分

オンライン診療の成長ホルモン治療は高い?安い?通院との費用の違い(交通費・時間も含めて)

公開日:2026年10月4日 更新日:2026年10月4日

オンラインか通院かより先に、費用を大きく分けるのは「保険診療か自費か」です。お薬代は、保険診療なら薬価にもとづく自己負担、自費なら医療機関が決めた料金になり、診療の方法では決まりません。同じ自費の治療どうしで比べると、違いが出るのは診察料、送料、通院の交通費、付き添う家族の時間などです。オンラインでも、骨年齢の検査などは対面の医療機関で受けることになるため、その費用も含めて考えましょう。

まず、保険診療か自費かを分けるには?

成長ホルモン分泌不全性低身長症などと診断され、保険診療で治療する場合は、窓口負担は小学校入学前が2割、それ以降は3割で、高額療養費制度や小児慢性特定疾病の医療費助成により、自己負担には所得に応じた上限があります。原因となる病気が見つからない低身長に使う場合は自費になり、全額を自分で負担します。

そのため、「保険で通院する場合」と「自費でオンラインの場合」を比べても、診療の方法の違いではなく、保険か自費かの違いを比べていることになります。まずは保険診療の対象になる病気がないかを、かかりつけの小児科で確かめましょう。原因となる病気が見つからない低身長への成長ホルモンの使用は、国内で承認された効能・効果に含まれない適応外使用です。健康保険や医療費助成は使えず、重い副作用が起きた場合も、国の医薬品副作用被害救済制度は原則として使えません。

出典 [1] [2] [3] [4]

オンラインと通院で、違いが出る費用は?

同じ自費の治療どうしで比べたときに、違いが出やすい費用を表にまとめました。どの費用が料金に含まれるかは医療機関によって違うため、表の右の列は、受診先で一つずつ確かめてください。

費用通院の場合オンラインの場合
診察料受診のたびにかかることが多い医療機関による。お薬代に含む場合もある
通院の交通費往復の運賃×付き添う人数×回数かからない
付き添いの時間移動と待ち時間。仕事や学校を休むことも自宅で受けられる。予約の時間を選べる場合もある
お薬の受け取り医療機関や薬局で受け取る冷蔵便で届く。送料が別かを確かめる
検査その医療機関で受けられることが多い郵送の検査、または対面の医療機関で別に受ける
通信かからない通信量。安定した通信環境が要る

出典 [5] [6]

通院の「見えない費用」は、どう考える?

通院の費用は、窓口で払う額だけではありません。家族で計算するときは、次のような式で、1年分の目安を出してみると比べやすくなります。金額は家庭ごとに違うため、ここでは式だけを示します。通院の回数は医療機関や治療の段階で違うので、受診先に1年に何回くらい通うことになるかを聞いて、式に入れてみてください。

専門の医療機関が遠い地域では、移動に半日以上かかることもあります。きょうだいがいる家庭や、保護者が交代で休みをとる家庭では、時間の負担がお金の負担と同じくらい大きくなることもあります。どちらが家族にとって続けやすいかは、金額と時間の両方で考えましょう。

国税庁は、通院のための電車やバスの運賃や、小さな子どもの通院に付き添う人の交通費を、医療費控除の対象になる通院費としています。一方、自家用車で通院するときのガソリン代や駐車場代は対象になりません。オンライン診療の診察料や薬の配送料の扱いは、国税庁の資料に直接の記載が見当たらないため、迷うときは税務署に確認してください。

出典 [7]

オンラインでも、対面でかかる費用はある?

厚生労働省は、オンライン診療は対面診療と適切に組み合わせて行うことが基本だとしています。医師がオンラインでは適切でないと判断した場合は、対面の診療に切り替えます。画面越しには、骨年齢を見るエックス線、成長ホルモン分泌刺激試験、静脈からの採血などはできません。

そのため、オンラインで治療を受ける場合も、必要に応じて対面の医療機関で検査を受け、その費用が別にかかることがあります。また、治療中に強い頭痛や、足のつけ根やひざの痛みなどが出たときは、近くの医療機関を受診することになります。困ったときにどこで診てもらうかを、始める前に決めておきましょう。

出典 [8] [9] [6]

通院とオンラインを組み合わせる場合は?

実際には、通院かオンラインかのどちらか一方だけ、とは限りません。たとえば、かかりつけの小児科や専門の医療機関で保険診療の検査を受け、原因となる病気が見つからなかったあとに、自費の治療についてオンラインで相談する、という順番もあります。この場合、保険の検査の費用と、自費の治療の費用は、別々に払うことになります。

保険診療の検査を先に受けておくと、自費の治療を考えるときにも、その結果を医師に見せて相談できます。検査の結果の用紙や成長曲線は、オンラインの相談の前に手元にそろえておきましょう。準備のしかたは「オンラインで身長の相談をする前に準備すること」のコラムで説明しています。

オンラインの診察を受けるときにも、家族の時間はかかります。ビデオ通話の時間を確保し、静かでプライバシーの保たれる場所を用意する必要があります。厚生労働省のチェックリストは、運転中の車内や、まわりに人がいる喫茶店などでの受診は控えるよう求めています。

出典 [9]

ノビケアの費用の内訳は?

ノビケアは、医師による無料相談(0円)から、診察をすべてオンラインで行います。お薬代には、成長ホルモン治療薬、注射器、注射針、治療中のオンライン診察、冷蔵便の送料が含まれ、毎月の診察料や送料を別に請求することはありません。別にかかるのは、医師が必要と判断した場合の郵送検査(指先の血液と尿、20,000円・送料込み)と、振込手数料です。

お薬の値段は1本あたり(税込、ソマトロピン10mg規格)、治療開始月が40,000円、2か月目以降の通常プランが60,000円、6か月分一括プランが50,000円(換算)です。たとえば1か月3本(体重28kgまでの目安)の場合、通常プランの1か月は60,000円×3本で180,000円(目安)です。骨年齢の検査や分泌刺激試験が必要な場合は、対面の医療機関をご紹介し、その費用は紹介先で別にかかります。

お支払いは銀行振込(前払い)で、お振込みを確認してから、原則2〜3営業日以内に冷蔵便で発送します。届いたお薬は、ご自宅の冷蔵庫で保管します。6か月分一括プランでは、まとめて届く量を保管できるかも、選ぶ前に確かめておきましょう。受け取りの日時を合わせる手間はかかりますが、お薬を受け取るための外出はいりません。

出典 [6] [10]

値段のほかに、何を比べればよい?

オンラインか通院かにかかわらず、安さだけで選ばないことが大切です。次の点も、費用と同じように確かめてください。効果には個人差があり、結果をお約束できる治療ではありません。

出典 [11] [12]

オンライン診療の成長ホルモン治療の費用についてよくある質問

Q. オンライン診療のほうが、お薬そのものは安いのですか?

A. お薬代は、保険診療なら薬価、自費なら医療機関ごとの料金で決まり、オンラインかどうかでは決まりません。比べるときは、含まれるものと期間をそろえましょう。

Q. 遠くの専門の病院に通う交通費は、医療費控除の対象ですか?

A. 診療を受けるために通常必要な電車やバスの運賃は、通院費として対象になります。日付と運賃を記録しておきましょう。

Q. オンラインの相談の後で、通院に切り替えることはできますか?

A. できます。ノビケアでは、保険診療の対象になりうる病気が疑われる場合や、オンラインでは判断が難しい場合は、対面の医療機関をご紹介します。

出典 [6] [7]

まとめ

成長ホルモン治療の費用は、まず保険診療か自費かで決まり、オンラインと通院の違いは、診察料、送料、交通費、時間などに出ます。対面で受ける検査の費用も含めて、同じ条件で比べましょう。医師による無料相談(ビデオ通話、0円)の1回目は、保護者の方だけでもかまいません。お薬の処方を検討する2回目には、お子さまにも参加していただきます。

出典 [6]

お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。

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この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. 厚生労働省「医療費の一部負担(自己負担)割合について」(PDF)
  2. 厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
  3. 小児慢性特定疾病情報センター「医療費助成の概要」
  4. 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「Q7 救済の対象とならない場合とは、どのような場合ですか。」
  5. 厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」
  6. ノビケア「成長ホルモン治療について」(費用・副作用・適応外使用)
  7. 国税庁 タックスアンサー「No.1122 医療費控除の対象となる医療費」(令和8年4月1日現在法令等)
  8. 厚生労働省「オンライン診療について」
  9. 厚生労働省「安心・安全にオンライン診療を受けるためのチェックリスト(患者ver.)」(PDF)
  10. ノビケア「よくある質問」(支払い・発送について)
  11. 厚生労働省「医療広告等ガイドライン」(PDF、令和8年3月30日最終改正)
  12. 日本小児内分泌学会「成長ホルモンとは」