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子ども用サプリの副作用と注意点:とりすぎ・飲み合わせ・誤飲を防ぐには

公開日:2026年10月3日 更新日:2026年10月3日

子どもは大人より、サプリメントで体調を崩しやすいと考えられています。栄養素のとりすぎ、複数の製品の重なり、医薬品との飲み合わせ、思いがけない成分の混入、誤飲などに注意が必要です。使う前に医師や薬剤師に相談し、体調の変化があればすぐにやめて相談しましょう。

子どもは、なぜサプリで体調を崩しやすい?

医薬基盤・健康・栄養研究所は、子どもの体は発達の途中で、働きが未熟なため、大人とは違う形で副作用が現れることがあるとしています。特に幼児には注意が必要だとしています。

同じ研究所のコラムでは、大人や高齢者、妊婦と比べて、子どもがサプリメントで体調不良を経験した割合が最も高かったという報告が紹介されています。

サプリメントは食品として売られていますが、子どもに安全かどうかが確かめられている製品ばかりではありません。「食品だから安心」と考えず、使う前に立ち止まることが大切です。身長を伸ばす効果をうたう製品の考え方は「身長を伸ばすサプリは効く?」の記事で説明しています。

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とりすぎると、どんなことが起こる?

ビタミンやミネラルは、体に必要な栄養素ですが、とりすぎると健康を害することがあります。医薬基盤・健康・栄養研究所は、成長によいとされる鉄も、とりすぎると腸などの臓器が傷つくことがあるとしています。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、とりすぎによる健康障害を防ぐため、栄養素ごとに耐容上限量が示されています。たとえばマグネシウムは、ふつうの食品以外からとる量について、小児では体重1kgあたり1日5mgが上限とされています。

錠剤やカプセル、粉末は、食品に比べて一度に多くの量をとりやすい形です。消費者庁も、錠剤・カプセル状の製品は過剰摂取になりがちだとしています。

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複数の製品を使うと、何が問題?

マルチビタミン、カルシウム、鉄、亜鉛など、別々の製品を組み合わせると、同じ栄養素が重なって、知らないうちに多くとってしまうことがあります。栄養素を強化した飲み物やお菓子、シリアルなどにも、ビタミンやミネラルが加えられていることがあります。

消費者庁は、健康食品を利用するときの注意点として、複数の製品を利用したり、医薬品のような効果を期待して利用したりしないよう呼びかけています。

家族で同じ製品を使っている場合、大人用の量を子どもにそのまま与えないことも大切です。体の大きさが違うため、同じ量でも子どもにとっては多すぎることがあります。

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表示で確かめたいことは?

医薬基盤・健康・栄養研究所によると、亜鉛やマグネシウムを含む栄養機能食品には、「乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください」という注意の表示が求められています。こうした表示のある製品は、子どもに使わないようにしましょう。

消費者庁は、製品に含まれる成分ごとの量や、製造者・問い合わせ先がはっきり書かれているかを確かめるよう勧めています。表示が不十分な製品や、海外から個人で取り寄せた製品は、成分がはっきりしないことがあります。

食品安全委員会は、大豆イソフラボンについて、乳幼児や小児が日常の食生活に上乗せしてとることは推奨できないとしています。成分の名前だけでなく、子どもに使ってよいかどうかの情報も確かめましょう。

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思いがけない成分が入っていることはある?

医薬基盤・健康・栄養研究所は、やせることをうたうサプリメントなどには、医薬品の成分などがひそかに混ぜられていることがあり、思わぬ副作用が起こるおそれがあるとしています。

同じ研究所のコラムは、サプリメントは薬のような徹底した品質管理が求められておらず、規格や成分は製品によってさまざまだと注意しています。

「天然成分」「自然由来」と書かれていても、安全とは限りません。インターネットの広告や口コミ、体験談だけで判断せず、消費者庁が勧めるように、成分の安全性や有効性を自分でも調べることが大切です。

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薬と一緒に使っても大丈夫?

消費者庁は、自己判断で医薬品と健康食品を一緒に使うことは避けるよう呼びかけています。成分によっては、薬の効き方に影響することがあります。

厚生労働省も、病気などで体に不安を抱えている人は、健康食品をとってよいかどうかを、前もって医療機関に相談するよう勧めています。

ぜんそくやアレルギー、てんかんなどで毎日薬を使っている子、成長ホルモン治療などを受けている子は、サプリメントを始める前に、必ず主治医や薬剤師に相談してください。受診のときには、使っているサプリメントの名前と量も伝えましょう。

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子どもの誤飲を防ぐには?

グミやラムネのような形のサプリメントは、子どもがお菓子と間違えて、一度にたくさん食べてしまうおそれがあります。

消費者庁は、子どもの医薬品の誤飲事故について、子どもの手が届かず、目にも入らない場所に保管すること、服用の前後に出しっぱなしにしないこと、大人が飲む様子を子どもに見せないことなどを呼びかけています。サプリメントも同じように保管しましょう。

誤って飲んだときは、時刻、子どもの様子、製品の名前、飲んだ量を確かめ、すぐに専門の相談機関に連絡し、必要に応じて受診するよう消費者庁は勧めています。呼吸や意識がふだんと違う場合は、すぐに救急車を呼んでください。

出典 [9]

体調が悪くなったときは、どうする?

サプリメントを使い始めてから、吐き気、腹痛、下痢、発疹、かゆみ、だるさなど、いつもと違う様子が見られたら、すぐに使うのをやめてください。

消費者庁は、体調の不調を感じたら、必ず医師や薬剤師などの専門家に相談するよう勧めています。受診のときは、製品の名前、使い始めた日、飲んだ量と回数がわかるもの(パッケージなど)を持っていきましょう。

顔や唇が腫れる、息が苦しそう、ぐったりしているといった場合は、すぐに119番に連絡してください。

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使う前に確かめたいことは?

医薬基盤・健康・栄養研究所は、子どもにとって大切なのは栄養バランスのとれた3食であり、サプリメントの使用を考える場合は、かかりつけの小児科医に相談するよう勧めています。使う前に、次の点を確かめてみましょう。

消費者庁は、値段が高い製品ほど効果があるとは限らないことにも注意を促しています。迷ったときは、使わないという選択も大切です。

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身長の伸びが気になって、サプリを考えているときは?

身長を伸ばしたいという思いからサプリメントを考えている場合は、使う前に、これまでの身長の伸び方を成長曲線で確かめてみてください。伸び方に問題がなければ、サプリメントは必要ないかもしれません。

伸びが落ちてきている場合は、病気が隠れていることもあります。サプリメントで様子を見ている間に、必要な検査や治療の時期を逃さないよう、記録を持って医師に相談しましょう。

身長の伸び方が気になる場合は、ノビケアの医師による無料相談(ビデオ通話、0円)で、お手元の記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEから受け付けています。

出典 [10]

子ども用サプリの副作用についてよくある質問

Q. 「子ども用」と書いてあれば安全ですか?

A. 子ども向けと書かれていても、すべての子に安全とは限りません。成分と量を確かめ、ほかの製品との重なりにも注意しましょう。迷うときは、医師や薬剤師に相談してください。

Q. サプリをやめるときに、気をつけることはありますか?

A. 一般的な栄養素のサプリメントであれば、やめることで問題が起こることは少ないと考えられます。医師から指示されて使っている場合は、自己判断でやめずに相談してください。

Q. 体調が悪くなったことを、どこかに知らせたほうがよいですか?

A. まずは医師や薬剤師に相談しましょう。健康食品による健康被害の情報は、保健所などで受け付けています。

まとめ

子どもは大人よりサプリメントで体調を崩しやすく、とりすぎ、製品の重なり、薬との飲み合わせ、思いがけない成分、誤飲などに注意が必要です。食事を見直すことを先にし、使う場合は表示を確かめ、医師や薬剤師に相談しましょう。体調の変化があれば、すぐにやめて相談してください。

出典 [1] [4]

お子さまの身長の伸び方が気になる場合は、医師による無料相談で、これまでの記録を見ながらご相談いただけます。予約は公式LINEからお受けしています。

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この記事は、ノビケアの医師が内容を確認しています(編集方針)。

参考にした資料

  1. 医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報:子どもとサプリメント」
  2. 医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報:【第30回】子どもにサプリメントを与える前に」
  3. 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 各論「乳児・小児」(PDF)
  4. 消費者庁「健康食品(一般の方向け)」
  5. 医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報:マグネシウム」
  6. 医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報:亜鉛」
  7. 食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」
  8. 厚生労働省「いわゆる「健康食品」のホームページ」
  9. 消費者庁 子ども安全メール Vol.639「医薬品の誤飲事故 ー 手が届く場所・見える場所に置いていませんか?」(2023年10月20日)
  10. ノビケア「お問い合わせ」